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    <title>誰も読みたくない物語</title>
    <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/</link>
    <description>テーマ：人生は短い。短いから大切な時を残したい。（1990年代から2026年の今も）お休みが続く時：基本は疲労時と誰かの病気。死なない様に。リアルな人生で5人は仲良し。30年以上の日記状の長い話です。現実の時代と似た背景もあるので、色々変更しています。「この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません」© A.　2019ー2026当ブログ小説の内容の無断転載・無断使用を固く禁じます。また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。</description>
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    <itunes:keywords>小説, 秀行, つきこ,佐粧,知神,末竹,</itunes:keywords>
    
    <itunes:author>Hardy＆Chikami</itunes:author>
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      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520475269.html</link>
      <title>知神君の翼2002・5人で旅行（その２）</title>
      <pubDate>Sat, 18 Apr 2026 22:03:20 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月24日（金）温泉風呂のあるビジネス旅館【海音ちゃん】【怖い話】につなぎます。知神翼42歳。後輩は特に遠慮がちではなく大人しい。たぶんナルツイッセ（バンド名）あたりだと思われる。知神君の後輩は、タバコも吸わないしお酒も飲まないか、お酒は少しだけ。タバコは社長でありAdalheidisリーダーの佐粧隆が嫌うため、所属の人間は吸わない人が多い。＊この下から知神翼の日記状の物（前回からの続き）自炊をする子でも、朝はトースト、昼は外食（ラーメン多し）夜は（家にいる時）疲れ..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月24日（金）温泉風呂のあるビジネス旅館

【海音ちゃん】【怖い話】につなぎます。

知神翼42歳。後輩は特に遠慮がちではなく大人しい。

たぶんナルツイッセ（バンド名）あたりだと思われる。


知神君の後輩は、タバコも吸わないしお酒も飲まないか、

お酒は少しだけ。タバコは社長でありAdalheidisリーダーの

佐粧隆が嫌うため、所属の人間は吸わない人が多い。


＊この下から知神翼の日記状の物（前回からの続き）


自炊をする子でも、朝はトースト、昼は外食（ラーメン多し）

夜は（家にいる時）疲れていると、牛丼にインスタント味噌汁。


そんな感じだと聞いたが、ぼくは頑張っているなあと感心した。

野菜食べないかも。トマトは好きらしい。洗えば食べられるからか。

魚は意識しないと取れないとか。


明日どうなるかわからないと言うのは大げさでも、再来年となると

どうなのか。現在のお金の貯め方が、即自分の未来につながる職業。

生々しいと思われても、先達の失敗談は怖いから豪遊はしない性格。


ぼくは他人が見ると【不安定な世界】と言われる場所で生活している。

42歳の今は中学や高校の友達とつながりはほぼなくなった。


国内にいるのは変わりがないのに目に見えない幕があるかのように、

行き来はほぼなくなった。特にさみしくはないが、ぼくはひとまず

必要とされている場所で働いているのでさみしくないし、大丈夫。

もう少しぼくが慣れて段取りが良くなれば、昔の知人にも会えそうだ。

懐かしさはあるが、迷惑をかけるのは避けたい。


でも、これって遠い場所で就職して家を持った人や結婚した人、海外に

生活の拠点が定まった人も、懐かしくてもなかなか故郷には帰れないね。

ぼくのさみしさは、たまらないで薄まって消えていく。大丈夫。


ぼくは無口らしき人で通しているのだが、別に口に出さなくてもお腹に

たまるということはない。でも、今回の1泊旅行では旅館に対しての気持ちは

おさえていた。秀行さんや佐粧さん、末竹君につきちゃんがいてくれたから

なんとかやり過ごせた気がする。


つみれちゃん。


本当は海音ちゃん。ぼくが坂の下のスーパーから旅館まで連れ帰った。

事実としては、ついてきた感じだった。僕達が泊った旅館の家の子ども。


海音（うみね）ちゃんはそのままぼくの泊まる【隆部屋】について来た。

喉が渇いているだろうと麦茶を飲ませた。よく頑張って歩いたよ。


ぼくは小さな子供に触れるのが恐ろしくて、抱っこもおんぶもしなかった。

子どもに慣れた人ならば3歳児なら（海音ちゃんはもう少しで3歳だった）

抱きかかえたのかもしれない。その方がはやかったのかもしれない。


スーパーから戻る時、海音ちゃんがついて来たのでぼくはゆっくりゆっくり

歩いた。小さいのに運動能力のある子だと思った。家の場所も理解していた。

ぼくの手をたまに握っただけで、転んだりぐらついたりはしなかった。


（海音ちゃんがすぐにつかまれるように、ぼくは片方の肩を落として

常に手を彼女の方へ差し伸べてはいた。後ろに倒れない様に、前にも

倒れない様に、かなり神経質に注意しながら無事に旅館に戻って来た）


お母さんが部屋まで迎えに来て旅館内のお家に戻ったはずなのに、

海音ちゃんはまた【隆部屋】に来た。

（5人位寝られる部屋。つきちゃんと秀行さんは隣の3人位の部屋があるが、

起きている限りは【隆部屋】に皆でいた）


海音ちゃんにとって【隆部屋】は居心地の良い空間だったのかな。

ぼくたちは小さな子供のいない環境で仕事をしているのだが。


最初に海音ちゃんが来たときは、皆は声をかけることもなかった。

ぼくは折り紙を数枚出した。佐粧さんはスケッチブックを出してあげていた。

つきちゃんは海音ちゃんのすぐ横にいた。そんな感じ。


（小さい子には毒になりそうな菓子はしまった。【複数のナッツに柔らかい

キャラメルをかけて、複数のチョコでコーティングしてあるキャンディ】は

大人の食べ物でしょう。佐粧さんの好物だけれど、頭は柔らかく若くても

とりあえず48歳だからね。佐粧さんは止められないよ）


2回目に明らかに【隆部屋】目指して来たときは、つきちゃんがすぐに

旅館内の家の入口に連れて行った。


その後、つきちゃんが【客の使う温泉風呂】で、海音ちゃんを見つけ

家族に届けに行った。連れて帰ってあげたのだ。海音ちゃんが1人で大きな

浴槽の中にいたらしい。かなり危険な状況だ。何ともなくて良かったが。


海音ちゃんが1人でも転ばなかった、風呂には入ったばかりだった、声が

出るほど元気で何か歌を歌っていた。だから【つきちゃん】が気づいた。

運がいいと人が言うときは、いくつもの事が重なった結果だけを見ている。


知神君の騒がしさはまだ　つづく



<a></a>

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      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月24日（金）温泉風呂のあるビジネス旅館<br /><br />【海音ちゃん】【怖い話】につなぎます。<br /><br />知神翼42歳。後輩は特に遠慮がちではなく大人しい。<br /><br />たぶんナルツイッセ（バンド名）あたりだと思われる。<br /><br /><br />知神君の後輩は、タバコも吸わないしお酒も飲まないか、<br /><br />お酒は少しだけ。タバコは社長でありAdalheidisリーダーの<br /><br />佐粧隆が嫌うため、所属の人間は吸わない人が多い。<br /><br /><br />＊この下から知神翼の日記状の物（前回からの続き）<br /><br /><br />自炊をする子でも、朝はトースト、昼は外食（ラーメン多し）<br /><br />夜は（家にいる時）疲れていると、牛丼にインスタント味噌汁。<br /><br /><br />そんな感じだと聞いたが、ぼくは頑張っているなあと感心した。<br /><br />野菜食べないかも。トマトは好きらしい。洗えば食べられるからか。<br /><br />魚は意識しないと取れないとか。<br /><br /><br />明日どうなるかわからないと言うのは大げさでも、再来年となると<br /><br />どうなのか。現在のお金の貯め方が、即自分の未来につながる職業。<br /><br />生々しいと思われても、先達の失敗談は怖いから豪遊はしない性格。<br /><br /><br />ぼくは他人が見ると【不安定な世界】と言われる場所で生活している。<br /><br />42歳の今は中学や高校の友達とつながりはほぼなくなった。<br /><br /><br />国内にいるのは変わりがないのに目に見えない幕があるかのように、<br /><br />行き来はほぼなくなった。特にさみしくはないが、ぼくはひとまず<br /><br />必要とされている場所で働いているのでさみしくないし、大丈夫。<br /><br />もう少しぼくが慣れて段取りが良くなれば、昔の知人にも会えそうだ。<br /><br />懐かしさはあるが、迷惑をかけるのは避けたい。<br /><br /><br />でも、これって遠い場所で就職して家を持った人や結婚した人、海外に<br /><br />生活の拠点が定まった人も、懐かしくてもなかなか故郷には帰れないね。<br /><br />ぼくのさみしさは、たまらないで薄まって消えていく。大丈夫。<br /><br /><br />ぼくは無口らしき人で通しているのだが、別に口に出さなくてもお腹に<br /><br />たまるということはない。でも、今回の1泊旅行では旅館に対しての気持ちは<br /><br />おさえていた。秀行さんや佐粧さん、末竹君につきちゃんがいてくれたから<br /><br />なんとかやり過ごせた気がする。<br /><br /><br />つみれちゃん。<br /><br /><br />本当は海音ちゃん。ぼくが坂の下のスーパーから旅館まで連れ帰った。<br /><br />事実としては、ついてきた感じだった。僕達が泊った旅館の家の子ども。<br /><br /><br />海音（うみね）ちゃんはそのままぼくの泊まる【隆部屋】について来た。<br /><br />喉が渇いているだろうと麦茶を飲ませた。よく頑張って歩いたよ。<br /><br /><br />ぼくは小さな子供に触れるのが恐ろしくて、抱っこもおんぶもしなかった。<br /><br />子どもに慣れた人ならば3歳児なら（海音ちゃんはもう少しで3歳だった）<br /><br />抱きかかえたのかもしれない。その方がはやかったのかもしれない。<br /><br /><br />スーパーから戻る時、海音ちゃんがついて来たのでぼくはゆっくりゆっくり<br /><br />歩いた。小さいのに運動能力のある子だと思った。家の場所も理解していた。<br /><br />ぼくの手をたまに握っただけで、転んだりぐらついたりはしなかった。<br /><br /><br />（海音ちゃんがすぐにつかまれるように、ぼくは片方の肩を落として<br /><br />常に手を彼女の方へ差し伸べてはいた。後ろに倒れない様に、前にも<br /><br />倒れない様に、かなり神経質に注意しながら無事に旅館に戻って来た）<br /><br /><br />お母さんが部屋まで迎えに来て旅館内のお家に戻ったはずなのに、<br /><br />海音ちゃんはまた【隆部屋】に来た。<br /><br />（5人位寝られる部屋。つきちゃんと秀行さんは隣の3人位の部屋があるが、<br /><br />起きている限りは【隆部屋】に皆でいた）<br /><br /><br />海音ちゃんにとって【隆部屋】は居心地の良い空間だったのかな。<br /><br />ぼくたちは小さな子供のいない環境で仕事をしているのだが。<br /><br /><br />最初に海音ちゃんが来たときは、皆は声をかけることもなかった。<br /><br />ぼくは折り紙を数枚出した。佐粧さんはスケッチブックを出してあげていた。<br /><br />つきちゃんは海音ちゃんのすぐ横にいた。そんな感じ。<br /><br /><br />（小さい子には毒になりそうな菓子はしまった。【複数のナッツに柔らかい<br /><br />キャラメルをかけて、複数のチョコでコーティングしてあるキャンディ】は<br /><br />大人の食べ物でしょう。佐粧さんの好物だけれど、頭は柔らかく若くても<br /><br />とりあえず48歳だからね。佐粧さんは止められないよ）<br /><br /><br />2回目に明らかに【隆部屋】目指して来たときは、つきちゃんがすぐに<br /><br />旅館内の家の入口に連れて行った。<br /><br /><br />その後、つきちゃんが【客の使う温泉風呂】で、海音ちゃんを見つけ<br /><br />家族に届けに行った。連れて帰ってあげたのだ。海音ちゃんが1人で大きな<br /><br />浴槽の中にいたらしい。かなり危険な状況だ。何ともなくて良かったが。<br /><br /><br />海音ちゃんが1人でも転ばなかった、風呂には入ったばかりだった、声が<br /><br />出るほど元気で何か歌を歌っていた。だから【つきちゃん】が気づいた。<br /><br />運がいいと人が言うときは、いくつもの事が重なった結果だけを見ている。<br /><br /><br />知神君の騒がしさはまだ　つづく<br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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                </item>
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      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520450124.html</link>
      <title>知神君の翼・21世紀に5人で旅行ぼくは特異な人々といる</title>
      <pubDate>Wed, 15 Apr 2026 15:21:51 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月24日（金）か25日（土）だったと思う。海音ちゃんに元気で「バイバイ」と言われたい。ぼく＝知神　翼　42歳この9年ばかりの間で先輩とか友達というよりは【どこかにいたのに会えなかった家族が巡り合って再会して集まって、また仲良くなった】としか言いようのない集団にぼくは【所属】している。ぼくは前世とか生まれ変わりとか全く信じない。霊とか妖怪はいないと思うタイプ。亡くなった方の魂も信じない。そういうぼくが1つだけ言えることはめぐり逢いと出会いだ。運があったのかもしれない..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月24日（金）か25日（土）だったと思う。

海音ちゃんに元気で「バイバイ」と言われたい。

ぼく＝知神　翼　42歳


この9年ばかりの間で先輩とか友達というよりは【どこかにいたのに

会えなかった家族が巡り合って再会して集まって、また仲良くなった】

としか言いようのない集団にぼくは【所属】している。


ぼくは前世とか生まれ変わりとか全く信じない。


霊とか妖怪はいないと思うタイプ。亡くなった方の魂も信じない。

そういうぼくが1つだけ言えることはめぐり逢いと出会いだ。

運があったのかもしれないと思う。


ぼくのあだ名は【知神天使】だけど、神も仏もいなくて、いたら

ものすごい意地が悪いと思う。

天は二物を与えている。仏は何も聞いてはくれない。

そう思うぼくは罰当たりなのかもしれない。今現在は幸せだと思う。

なんとなく幸せで大病もない。でも本当の望みってかなわない。


雑に言うと仕事仲間に恵まれた。

職場では上司の様な人がリーダーでバンドメンバー。慣れるまでは

腰が引けたこともあった。（会社組織だと1番偉い人だし）

ぼくより少し先輩の末竹君がぼくがこの世界で暮らしていくのに

手を貸してくれた。皆さん褒め上手なのだ。ありがたいし心地よいよ。


休みの日は1人で過ごしていいのに、楽しいから集まる。珍しい仲間達。

1泊の旅行、近場の静かな温泉で観光名所ではない。それはそれでいいと

ついてきたぼくがいる。静かなところにいたいが1人じゃない方がいい。


シンプルな旅館で受付の脇に美味しそうなイチゴがあったので、ぼくは

8パック購入。部屋で5人で食べようと思う。あとは手作り品かな？

茶色のチーズみたいなものや、アクリル毛糸のたわしなんかもある。

値段がついている物は売り物みたいだ。

（チーズみたいなものは、後に手作り石鹸と判明）


ビジネス旅館らしいから特にお土産というものはないのかもしれない。

近所の方（旅館と親戚なのかもしれない）がイチゴ農家なのかもね。

イチゴは新鮮。佐粧さんのお腹はすぐ減るからおやつにいいと思った。


旅館の下のスーパーにも行ってみた。これは佐粧さんから頼まれて

財布を預かって、みんなのおやつ（調理しなくて良い食べ物等）を

たくさん買ってきた。


ぼくはいつでも佐粧隆の気前の良さには感心する。


同じバンドでも佐粧さんと末竹君は11歳年齢が違う。ぼくは最初から

この世界にいたわけではなく、珍獣みたいなタイプなのだろう。

のそのそと歩いてきたら捕まえられたのかウェルカムだったのか。謎。

相当いい年齢（佐粧さんの6歳下）ではあるが【9年目の今でも】

親切にしてもらっている。


ぼくも後輩には気持ちよくご馳走したいと思うのだが。

普通の会社と違って、ぼくはぼくの後輩（この場合、純粋にロスカスタニエ

所属の男性バンド）の情報は最初はわからない。（整備士として働いていた

前の会社では、同期や同じ課の人達の電話番号や住所位は知っていた）


お互いの連絡先を交換するのはいけませんと言われてはいないが、ぼくは

この世界に入ってから、過去ストーカーが複数回いたので、連絡先を

教えたくない後輩たちの気持ちはわかる。ぼくにも聞いて来ようとしない。

（それは少し、知神翼が間違っていて、後輩は知神君の連絡先を聞いたら

いけないと思っている。佐粧社長に話しかける方が気がラクみたい）


現在の後輩は「今度ご飯でも一緒に食べようね」と言うと喜んでくれるが

遠慮しているのか好きなのか、リクエストしてくれるのはカラオケや

ファミレスだ。みんな楽しそうで嬉しそうだったから良かったけれど。

【カラオケは人に見られないし、ファミレスは野菜も魚もあるから】だって。


（知神君はたんたんと続く）<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月24日（金）か25日（土）だったと思う。<br /><br />海音ちゃんに元気で「バイバイ」と言われたい。<br /><br />ぼく＝知神　翼　42歳<br /><br /><br />この9年ばかりの間で先輩とか友達というよりは【どこかにいたのに<br /><br />会えなかった家族が巡り合って再会して集まって、また仲良くなった】<br /><br />としか言いようのない集団にぼくは【所属】している。<br /><br /><br />ぼくは前世とか生まれ変わりとか全く信じない。<br /><br /><br />霊とか妖怪はいないと思うタイプ。亡くなった方の魂も信じない。<br /><br />そういうぼくが1つだけ言えることはめぐり逢いと出会いだ。<br /><br />運があったのかもしれないと思う。<br /><br /><br />ぼくのあだ名は【知神天使】だけど、神も仏もいなくて、いたら<br /><br />ものすごい意地が悪いと思う。<br /><br />天は二物を与えている。仏は何も聞いてはくれない。<br /><br />そう思うぼくは罰当たりなのかもしれない。今現在は幸せだと思う。<br /><br />なんとなく幸せで大病もない。でも本当の望みってかなわない。<br /><br /><br />雑に言うと仕事仲間に恵まれた。<br /><br />職場では上司の様な人がリーダーでバンドメンバー。慣れるまでは<br /><br />腰が引けたこともあった。（会社組織だと1番偉い人だし）<br /><br />ぼくより少し先輩の末竹君がぼくがこの世界で暮らしていくのに<br /><br />手を貸してくれた。皆さん褒め上手なのだ。ありがたいし心地よいよ。<br /><br /><br />休みの日は1人で過ごしていいのに、楽しいから集まる。珍しい仲間達。<br /><br />1泊の旅行、近場の静かな温泉で観光名所ではない。それはそれでいいと<br /><br />ついてきたぼくがいる。静かなところにいたいが1人じゃない方がいい。<br /><br /><br />シンプルな旅館で受付の脇に美味しそうなイチゴがあったので、ぼくは<br /><br />8パック購入。部屋で5人で食べようと思う。あとは手作り品かな？<br /><br />茶色のチーズみたいなものや、アクリル毛糸のたわしなんかもある。<br /><br />値段がついている物は売り物みたいだ。<br /><br />（チーズみたいなものは、後に手作り石鹸と判明）<br /><br /><br />ビジネス旅館らしいから特にお土産というものはないのかもしれない。<br /><br />近所の方（旅館と親戚なのかもしれない）がイチゴ農家なのかもね。<br /><br />イチゴは新鮮。佐粧さんのお腹はすぐ減るからおやつにいいと思った。<br /><br /><br />旅館の下のスーパーにも行ってみた。これは佐粧さんから頼まれて<br /><br />財布を預かって、みんなのおやつ（調理しなくて良い食べ物等）を<br /><br />たくさん買ってきた。<br /><br /><br />ぼくはいつでも佐粧隆の気前の良さには感心する。<br /><br /><br />同じバンドでも佐粧さんと末竹君は11歳年齢が違う。ぼくは最初から<br /><br />この世界にいたわけではなく、珍獣みたいなタイプなのだろう。<br /><br />のそのそと歩いてきたら捕まえられたのかウェルカムだったのか。謎。<br /><br />相当いい年齢（佐粧さんの6歳下）ではあるが【9年目の今でも】<br /><br />親切にしてもらっている。<br /><br /><br />ぼくも後輩には気持ちよくご馳走したいと思うのだが。<br /><br />普通の会社と違って、ぼくはぼくの後輩（この場合、純粋にロスカスタニエ<br /><br />所属の男性バンド）の情報は最初はわからない。（整備士として働いていた<br /><br />前の会社では、同期や同じ課の人達の電話番号や住所位は知っていた）<br /><br /><br />お互いの連絡先を交換するのはいけませんと言われてはいないが、ぼくは<br /><br />この世界に入ってから、過去ストーカーが複数回いたので、連絡先を<br /><br />教えたくない後輩たちの気持ちはわかる。ぼくにも聞いて来ようとしない。<br /><br />（それは少し、知神翼が間違っていて、後輩は知神君の連絡先を聞いたら<br /><br />いけないと思っている。佐粧社長に話しかける方が気がラクみたい）<br /><br /><br />現在の後輩は「今度ご飯でも一緒に食べようね」と言うと喜んでくれるが<br /><br />遠慮しているのか好きなのか、リクエストしてくれるのはカラオケや<br /><br />ファミレスだ。みんな楽しそうで嬉しそうだったから良かったけれど。<br /><br />【カラオケは人に見られないし、ファミレスは野菜も魚もあるから】だって。<br /><br /><br />（知神君はたんたんと続く）<a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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      <title>夏の怖い童話・末竹君の話の後の話</title>
      <pubDate>Sat, 11 Apr 2026 18:36:47 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月24日（金）末竹君がお話をした後の旅館・男子部屋でつきこさんがやっと隆部屋に帰って来た。「姫おかえりー。気持ちよかった？」隆君は食後は温泉三昧の予定みたいだから何か聞きたいのかな。温泉の後も浴衣にはなれないよね。おじさんが僕以外にも3人いるし。つきこさんは木綿みたいなカーキのワンピース。僕の好きな、普段着の夏服を着ている。「はい。温泉だと思うと嬉しくなりました。ここの温泉はストレスとか胃痛にいいみたいですね。とろみはなくて無色透明です。あ、忘れないうちに言わない..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月24日（金）末竹君がお話をした後の旅館・男子部屋で


つきこさんがやっと隆部屋に帰って来た。


「姫おかえりー。気持ちよかった？」


隆君は食後は温泉三昧の予定みたいだから何か聞きたいのかな。

温泉の後も浴衣にはなれないよね。おじさんが僕以外にも3人いるし。


つきこさんは木綿みたいなカーキのワンピース。

僕の好きな、普段着の夏服を着ている。


「はい。温泉だと思うと嬉しくなりました。ここの温泉はストレスとか

胃痛にいいみたいですね。とろみはなくて無色透明です。

あ、忘れないうちに言わないと。今、廊下で旅館の方から

【夕食は、紙箱の箱弁当になります。食堂で食べてもいいしお部屋で

食べてもいいですよ、皆さんに伝えて下さい】って言われました」


「ふーん。ここで作っていないのかな？材料調達できないときに

頼むらしい。紙の箱弁当の形の場合もございますってあったねえ。

美味しければ別にいい。みんなどうする？食堂行って食べる？

それともこの部屋で食べる？」


「食堂行こうよ。ここ色々のせてあるの片付けないとダメなんだからね。

綺麗に片づけられるのは知っているけれど、それまではどうしたらいいか

わからなくなる位は、散らかしていたいんでしょ？」


末竹君の言うとおり、佐粧隆はテーブルの上に色々と置いている。

主に食べ物なので、お店屋さんみたいなのだ。片付けは上手だが

今日は休日だし1泊旅行だし。


食堂に行くことになった。


つきこさん、お風呂30分で戻ってくる予定が、45分位だったよ。

夕食の時間にはまだ20分位あるし間に合うけれど。

僕は心配し始めていたところだったんだ。

もう少ししたら迎えに行こうかと思って。入り口から声をかけるとか。


ちゃんと戻ってきてよかった。新婚10年目だから心配。新婚だよ。


あ、つきこさんが1回だけの手招きをした。

この表現は僕にしかわからない。目も合ったので偶然ではない。


お風呂あがったばっかりで、よそのおじさん3人もいるのはしんどいかも。

この頃僕は、3人は年齢で判断しないとダメだと思うようになった。

見た目は全員おじさんではない。48歳（僕も48歳だ）、42歳、37歳。


隣の部屋（僕とつきこさんの部屋）に行くことに。話があるらしい。


「隆君、すぐ戻ってくる」


「ご飯の前に戻ってね。何だったかあとで教えて」


「そうだね」


僕はつきこさんと隣の部屋に戻った。こちらが元々僕達の部屋だ。


「どうしたの？」


「わたしのお風呂時間、普段より長かったでしょう？小さい方の

お風呂が女湯になっていました。たぶん今日の女性客はわたしだけだし

【あ！1人でのんびり入れるんだ】って思って入ったら」


「綺麗な男性がいたとか？怖いねー」


僕はまだ、つきこさんになら冗談が言える状態だった。

あとは夕食食べて温泉風呂に入って寝るだけだったので。


綺麗な男性は隆部屋にいる。でもさっきまで知神君は僕と同じ部屋。

隆君と末竹君も同じ部屋にいた。外に出る扉の前には僕がいた。

女性のお風呂に行くような人はいないってわかっているのだが。


「綺麗な男性がいたら？いたらまだ温泉風呂から帰ってきてないよ」


つきこさんが少しだけがっかりしたみたい、僕にだ。

ごめんタイミングが悪かったのかも。通常は笑ってくれるのにな。


「ごめん、怒った？」


「ううん。あのね、歌ってる声がしたから変だなと思って、服着たまま

入り口のドアを横にスライドして開けたら泣きそうになった。

【モネエさん。つみれちゃん、ぷうる】って。海音ちゃんがいたのよ」


「え？」


「水着で。可愛い赤と白の横じまのワンピース水着に、すぐに潰れそうな

ビニールの浮き輪をつけていたの。たった1人だったんだよ」


潰れそうな（使い物にならない？）ビニールの浮き輪って。


「慌てて更衣室のバスタオルで海音ちゃんをくるんで、お水サービスの

お水飲ませて受付の奥の家の方に連れて行ったんだ。歩かせたらもしや

今日の海音ちゃんは疲れすぎちゃうかと思って抱っこして行ったよ。

戻ってから温泉に入ったらすぐ時間が経っちゃって、あせった」


嘘だとは思わない。つきこさんは噓がない。思いやりのはあるかも。

だけど海音ちゃん、お家が嫌いなの？出されちゃうの？どっちなの？


「おつかれさま。頑張ったね」


間抜けな言葉しかかけてあげられなかった。


「海音ちゃんのこと、お父さんが横抱きにして奥に連れて行ったよ。

お母さんが【申し訳ありません申し訳ありませんて】何回も言うから

【お風呂危ないですよね、何もなくて良かった】って言って戻って来たの」


ゆっくりお風呂に入れなかったね。体洗ってシャワー、湯船3分位かな。


家族風呂といっても家庭のお風呂の倍の広さと大きさだ。

たぶん大人3人でも洗い場の順を待っていれば入れるはずだから。

お利口な、ほぼ3歳になっている女児でも危ない。浮き輪の意味？


つみれちゃん（本当はうみねちゃん。発語がまだ難しい様子）は今日

迷子状態だったのを、この旅館の坂の下のスーパーから、たまたま

知神君が上手に連れて戻った。旅館の子だと察した知神君はスゴイ。

（知神天使というニックネームは今も健在なのだ）


もうすぐ3歳にはまだきつそうだが、頑張って坂を上がって来たみたいだ。

海音ちゃんは外出しても、家の（旅館の）玄関がわかるお利口さんだ。


その後、僕達がいる大きな部屋（隆部屋と僕は脳内で名付けた）に

そのままついてきて、旅館内の家に帰るまで、麦茶を飲んでいた。

その時は迎えに来た母親と帰ったんだ。


それからまた1回、僕達のいる部屋（部屋って一応お客だよ）にまた来た。

旅館の客室の方に子どもが来るのは嫌だとか、そういう話じゃない。

約3歳（まだ2歳11ヶ月とからしい）の子から目を離していいのだろうか。


海音ちゃんの家はどうなっているんだろう。

部屋に来たのはどうでもいいんだけれど、【お風呂に1人】って何？


「佐粧さんに言わないわけにいかないよね。別に明日帰るまでに

何かが良くなるとは思えないけれど、気にしておかないとダメね。

1人でお客さんの大きいお風呂にいたのは事件と言っていいもの」


僕の1番関わりたくない方向だ。子どもの「命」が危ないのかも。

勘違いでバカ夫婦と思われても別にいいということまで話し合った。


僕達は2人で「眠る部屋」を出て、男子部屋（広い）に戻った。


続<a></a>

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      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月24日（金）末竹君がお話をした後の旅館・男子部屋で<br /><br /><br />つきこさんがやっと隆部屋に帰って来た。<br /><br /><br />「姫おかえりー。気持ちよかった？」<br /><br /><br />隆君は食後は温泉三昧の予定みたいだから何か聞きたいのかな。<br /><br />温泉の後も浴衣にはなれないよね。おじさんが僕以外にも3人いるし。<br /><br /><br />つきこさんは木綿みたいなカーキのワンピース。<br /><br />僕の好きな、普段着の夏服を着ている。<br /><br /><br />「はい。温泉だと思うと嬉しくなりました。ここの温泉はストレスとか<br /><br />胃痛にいいみたいですね。とろみはなくて無色透明です。<br /><br />あ、忘れないうちに言わないと。今、廊下で旅館の方から<br /><br />【夕食は、紙箱の箱弁当になります。食堂で食べてもいいしお部屋で<br /><br />食べてもいいですよ、皆さんに伝えて下さい】って言われました」<br /><br /><br />「ふーん。ここで作っていないのかな？材料調達できないときに<br /><br />頼むらしい。紙の箱弁当の形の場合もございますってあったねえ。<br /><br />美味しければ別にいい。みんなどうする？食堂行って食べる？<br /><br />それともこの部屋で食べる？」<br /><br /><br />「食堂行こうよ。ここ色々のせてあるの片付けないとダメなんだからね。<br /><br />綺麗に片づけられるのは知っているけれど、それまではどうしたらいいか<br /><br />わからなくなる位は、散らかしていたいんでしょ？」<br /><br /><br />末竹君の言うとおり、佐粧隆はテーブルの上に色々と置いている。<br /><br />主に食べ物なので、お店屋さんみたいなのだ。片付けは上手だが<br /><br />今日は休日だし1泊旅行だし。<br /><br /><br />食堂に行くことになった。<br /><br /><br />つきこさん、お風呂30分で戻ってくる予定が、45分位だったよ。<br /><br />夕食の時間にはまだ20分位あるし間に合うけれど。<br /><br />僕は心配し始めていたところだったんだ。<br /><br />もう少ししたら迎えに行こうかと思って。入り口から声をかけるとか。<br /><br /><br />ちゃんと戻ってきてよかった。新婚10年目だから心配。新婚だよ。<br /><br /><br />あ、つきこさんが1回だけの手招きをした。<br /><br />この表現は僕にしかわからない。目も合ったので偶然ではない。<br /><br /><br />お風呂あがったばっかりで、よそのおじさん3人もいるのはしんどいかも。<br /><br />この頃僕は、3人は年齢で判断しないとダメだと思うようになった。<br /><br />見た目は全員おじさんではない。48歳（僕も48歳だ）、42歳、37歳。<br /><br /><br />隣の部屋（僕とつきこさんの部屋）に行くことに。話があるらしい。<br /><br /><br />「隆君、すぐ戻ってくる」<br /><br /><br />「ご飯の前に戻ってね。何だったかあとで教えて」<br /><br /><br />「そうだね」<br /><br /><br />僕はつきこさんと隣の部屋に戻った。こちらが元々僕達の部屋だ。<br /><br /><br />「どうしたの？」<br /><br /><br />「わたしのお風呂時間、普段より長かったでしょう？小さい方の<br /><br />お風呂が女湯になっていました。たぶん今日の女性客はわたしだけだし<br /><br />【あ！1人でのんびり入れるんだ】って思って入ったら」<br /><br /><br />「綺麗な男性がいたとか？怖いねー」<br /><br /><br />僕はまだ、つきこさんになら冗談が言える状態だった。<br /><br />あとは夕食食べて温泉風呂に入って寝るだけだったので。<br /><br /><br />綺麗な男性は隆部屋にいる。でもさっきまで知神君は僕と同じ部屋。<br /><br />隆君と末竹君も同じ部屋にいた。外に出る扉の前には僕がいた。<br /><br />女性のお風呂に行くような人はいないってわかっているのだが。<br /><br /><br />「綺麗な男性がいたら？いたらまだ温泉風呂から帰ってきてないよ」<br /><br /><br />つきこさんが少しだけがっかりしたみたい、僕にだ。<br /><br />ごめんタイミングが悪かったのかも。通常は笑ってくれるのにな。<br /><br /><br />「ごめん、怒った？」<br /><br /><br />「ううん。あのね、歌ってる声がしたから変だなと思って、服着たまま<br /><br />入り口のドアを横にスライドして開けたら泣きそうになった。<br /><br />【モネエさん。つみれちゃん、ぷうる】って。海音ちゃんがいたのよ」<br /><br /><br />「え？」<br /><br /><br />「水着で。可愛い赤と白の横じまのワンピース水着に、すぐに潰れそうな<br /><br />ビニールの浮き輪をつけていたの。たった1人だったんだよ」<br /><br /><br />潰れそうな（使い物にならない？）ビニールの浮き輪って。<br /><br /><br />「慌てて更衣室のバスタオルで海音ちゃんをくるんで、お水サービスの<br /><br />お水飲ませて受付の奥の家の方に連れて行ったんだ。歩かせたらもしや<br /><br />今日の海音ちゃんは疲れすぎちゃうかと思って抱っこして行ったよ。<br /><br />戻ってから温泉に入ったらすぐ時間が経っちゃって、あせった」<br /><br /><br />嘘だとは思わない。つきこさんは噓がない。思いやりのはあるかも。<br /><br />だけど海音ちゃん、お家が嫌いなの？出されちゃうの？どっちなの？<br /><br /><br />「おつかれさま。頑張ったね」<br /><br /><br />間抜けな言葉しかかけてあげられなかった。<br /><br /><br />「海音ちゃんのこと、お父さんが横抱きにして奥に連れて行ったよ。<br /><br />お母さんが【申し訳ありません申し訳ありませんて】何回も言うから<br /><br />【お風呂危ないですよね、何もなくて良かった】って言って戻って来たの」<br /><br /><br />ゆっくりお風呂に入れなかったね。体洗ってシャワー、湯船3分位かな。<br /><br /><br />家族風呂といっても家庭のお風呂の倍の広さと大きさだ。<br /><br />たぶん大人3人でも洗い場の順を待っていれば入れるはずだから。<br /><br />お利口な、ほぼ3歳になっている女児でも危ない。浮き輪の意味？<br /><br /><br />つみれちゃん（本当はうみねちゃん。発語がまだ難しい様子）は今日<br /><br />迷子状態だったのを、この旅館の坂の下のスーパーから、たまたま<br /><br />知神君が上手に連れて戻った。旅館の子だと察した知神君はスゴイ。<br /><br />（知神天使というニックネームは今も健在なのだ）<br /><br /><br />もうすぐ3歳にはまだきつそうだが、頑張って坂を上がって来たみたいだ。<br /><br />海音ちゃんは外出しても、家の（旅館の）玄関がわかるお利口さんだ。<br /><br /><br />その後、僕達がいる大きな部屋（隆部屋と僕は脳内で名付けた）に<br /><br />そのままついてきて、旅館内の家に帰るまで、麦茶を飲んでいた。<br /><br />その時は迎えに来た母親と帰ったんだ。<br /><br /><br />それからまた1回、僕達のいる部屋（部屋って一応お客だよ）にまた来た。<br /><br />旅館の客室の方に子どもが来るのは嫌だとか、そういう話じゃない。<br /><br />約3歳（まだ2歳11ヶ月とからしい）の子から目を離していいのだろうか。<br /><br /><br />海音ちゃんの家はどうなっているんだろう。<br /><br />部屋に来たのはどうでもいいんだけれど、【お風呂に1人】って何？<br /><br /><br />「佐粧さんに言わないわけにいかないよね。別に明日帰るまでに<br /><br />何かが良くなるとは思えないけれど、気にしておかないとダメね。<br /><br />1人でお客さんの大きいお風呂にいたのは事件と言っていいもの」<br /><br /><br />僕の1番関わりたくない方向だ。子どもの「命」が危ないのかも。<br /><br />勘違いでバカ夫婦と思われても別にいいということまで話し合った。<br /><br /><br />僕達は2人で「眠る部屋」を出て、男子部屋（広い）に戻った。<br /><br /><br />続<a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520421460</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520368909.html</link>
      <title>夏の怖い童話・夕食の前の、末竹君。地蔵2つ抜く</title>
      <pubDate>Sat, 04 Apr 2026 18:10:29 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月24日（金）ビジネス旅館に5人で1泊・末竹の話＊あれ？これ土曜に泊まったんじゃない？という声が出ました。土曜に泊まって1泊だったかもしれない。佐粧チェック、細かい。末竹君、彼女（くみちゃん）と別れてから旅館に来た。デートの後、別れて家に帰るの【別れる】ではなくて【もう交際はおしまい。今後もしあっても見知らぬ他人】の方向。「何で恋愛から結婚になるのかがよくわからない。僕は今日、恋の時点で辞めちゃった。恋にもなっていなかったのかもしれない。よーく考えると長い食べ歩き..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月24日（金）ビジネス旅館に5人で1泊・末竹の話

＊あれ？これ土曜に泊まったんじゃない？という声が出ました。

土曜に泊まって1泊だったかもしれない。佐粧チェック、細かい。


末竹君、彼女（くみちゃん）と別れてから旅館に来た。

デートの後、別れて家に帰るの【別れる】ではなくて

【もう交際はおしまい。今後もしあっても見知らぬ他人】の方向。


「何で恋愛から結婚になるのかがよくわからない。僕は今日、恋の時点で

辞めちゃった。恋にもなっていなかったのかもしれない。よーく考えると

長い食べ歩きだったと思う。色々なご飯を食べた。それも終わったけれど」


「誰も手伝えないからね、そこらへんは」


隆君はそう言うが、つきこさんと僕は隆君の時は何か手伝ったと思う。

振られた後に話を聞くとかご飯を食べさせるとか、そういうの。


「しばらくは友達だけでいい。それも知神君だけでいいや」


「ぼくだけじゃないでしょ」


知神君はそうは言うが、2人はリーダーが遠慮する位の仲良しだ。


「うん。そばでニコニコしていてよ。結論として泣きたいかも。ああ、

会いたい。でも今帰ると、こっちに帰って来たくなくなるからやめとく」


「来月10日過ぎたらまとまって休みあるから末竹君は実家に帰れるよ」


「弟が彼女を連れて帰ってきているから嫌だよ」


「あれ？来年の1月結婚する人？」


弟さんにそんな人がいるんだね。末竹君のお兄さんは末竹君の13歳年上で

お子さんもいないし、弟さんが後継ぎって言っていたっけ。


「そう。その女の人は週末手伝いとかなんか理由つけては実家に泊まって

お姉さんが大変。今後一緒に暮らすしかない。家みたいな仕事は初めてで

何もわからない子だって。でも教わった通りちゃんと働くいい子だって」


「いいじゃないか。だって【同じような仕事をしている名家の子で、色々と

詳しいはずなのに怠け方を知っていて働かない子】と比べてみなよ」


末竹君はふくれて、眉根を寄せた。

ギリノイモウトになる予定の人とは会っている筈。印象が悪いのかな。


「僕はお姉さんの負担が大きいって思うんだ。僕の家は姑と嫁とか全く

ないと思っていたけどさ、僕の母とお姉さんてやっぱり何かあったね」


しつこいが、お姉さんとは末竹君のお義姉さんである。兄の奥さん。


「お姉さんねえ。18歳で結婚後末竹君の家に同居30数年？そりゃ

お姉さんもお母さんも何かあるよ。伝統の習わしとか多そうな町だし」

お姉さんは実の親の家で育った年月以上に、長く末竹家にいる。


「それ。今度はギリノイモウトに、お姉さんが教えるでしょ。困る。

ギリノイモウトの方が強い。お姉さんは姑じゃないからやっぱり弱いよ。

どうしよう。ギリノイモウトにいじめられて病気になったら」


末竹君は泣いた。声を出さず涙をたくさんたくさん流した。


「そろそろ抱きしめてあげようか？」


言葉だけ聞くと気持ち悪いが、隆君は末竹君に頼まれたのだ。夏なのに。


40代後半のお兄ちゃんが30代の末竹君を「ハグ、背中ポンポン」するのは

感動の何かなのかもしれないけれど。隆君が優しい気持ちなのは確かだが。


末竹君は【恋愛の終り・たぶん結婚も考えていた】ことと、実家の

お姉さんのことでいつになく混乱している感じがする。


「ちょっと待って、僕はまあ、もう、いいや。そうだなーしばらく恋愛は

いらないと思う。私生活ではお姉さんの心配があるし。まあねお姉さんの

心配するだけでも、僕の脳は満足というか、容量が必要だし」


「だから来月お姉さんに会って、弟の奥さんになる人も探ってくれば？」


「僕の部屋は10月までよそのおじさんが使ってるから帰れないよ。

遠い親戚。お母さんが決めた。お姉さんは【しめじちゃんが遅い夏休みで

帰って来るかも】って言ってくれたのに、お母さんが決めた」


「○系列のホテルあるでしょ？実家に顔出してしばらくいて、夕食でも

食べたらホテルに帰ればいい。別の日は朝から行けば？駐車スペースは

あるんでしょ？末竹君は運転も上手だし」


「実家の駐車スペースねえ。お客がしょっちゅう来るから、すぐに5台位

増えちゃうんだよ。あ、でも、お地蔵さんを2つ引っこ抜けばいいや」


ええ？何言ってるの、末竹君。


でも、今日くみちゃんとお別れして来たけれど、今はもう顔色が良い。

お姉さんは偉大なのかもしれない。会いたいんだと思う。


僕は末竹君と友達で、くみちゃんのことはほぼ知らないから、末竹君が

元気になればいいなと思う。


部屋チャイムがなった。

つきこさんがお風呂から帰って来た。　話は続きます。

<a></a>

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      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月24日（金）ビジネス旅館に5人で1泊・末竹の話<br /><br />＊あれ？これ土曜に泊まったんじゃない？という声が出ました。<br /><br />土曜に泊まって1泊だったかもしれない。佐粧チェック、細かい。<br /><br /><br />末竹君、彼女（くみちゃん）と別れてから旅館に来た。<br /><br />デートの後、別れて家に帰るの【別れる】ではなくて<br /><br />【もう交際はおしまい。今後もしあっても見知らぬ他人】の方向。<br /><br /><br />「何で恋愛から結婚になるのかがよくわからない。僕は今日、恋の時点で<br /><br />辞めちゃった。恋にもなっていなかったのかもしれない。よーく考えると<br /><br />長い食べ歩きだったと思う。色々なご飯を食べた。それも終わったけれど」<br /><br /><br />「誰も手伝えないからね、そこらへんは」<br /><br /><br />隆君はそう言うが、つきこさんと僕は隆君の時は何か手伝ったと思う。<br /><br />振られた後に話を聞くとかご飯を食べさせるとか、そういうの。<br /><br /><br />「しばらくは友達だけでいい。それも知神君だけでいいや」<br /><br /><br />「ぼくだけじゃないでしょ」<br /><br /><br />知神君はそうは言うが、2人はリーダーが遠慮する位の仲良しだ。<br /><br /><br />「うん。そばでニコニコしていてよ。結論として泣きたいかも。ああ、<br /><br />会いたい。でも今帰ると、こっちに帰って来たくなくなるからやめとく」<br /><br /><br />「来月10日過ぎたらまとまって休みあるから末竹君は実家に帰れるよ」<br /><br /><br />「弟が彼女を連れて帰ってきているから嫌だよ」<br /><br /><br />「あれ？来年の1月結婚する人？」<br /><br /><br />弟さんにそんな人がいるんだね。末竹君のお兄さんは末竹君の13歳年上で<br /><br />お子さんもいないし、弟さんが後継ぎって言っていたっけ。<br /><br /><br />「そう。その女の人は週末手伝いとかなんか理由つけては実家に泊まって<br /><br />お姉さんが大変。今後一緒に暮らすしかない。家みたいな仕事は初めてで<br /><br />何もわからない子だって。でも教わった通りちゃんと働くいい子だって」<br /><br /><br />「いいじゃないか。だって【同じような仕事をしている名家の子で、色々と<br /><br />詳しいはずなのに怠け方を知っていて働かない子】と比べてみなよ」<br /><br /><br />末竹君はふくれて、眉根を寄せた。<br /><br />ギリノイモウトになる予定の人とは会っている筈。印象が悪いのかな。<br /><br /><br />「僕はお姉さんの負担が大きいって思うんだ。僕の家は姑と嫁とか全く<br /><br />ないと思っていたけどさ、僕の母とお姉さんてやっぱり何かあったね」<br /><br /><br />しつこいが、お姉さんとは末竹君のお義姉さんである。兄の奥さん。<br /><br /><br />「お姉さんねえ。18歳で結婚後末竹君の家に同居30数年？そりゃ<br /><br />お姉さんもお母さんも何かあるよ。伝統の習わしとか多そうな町だし」<br /><br />お姉さんは実の親の家で育った年月以上に、長く末竹家にいる。<br /><br /><br />「それ。今度はギリノイモウトに、お姉さんが教えるでしょ。困る。<br /><br />ギリノイモウトの方が強い。お姉さんは姑じゃないからやっぱり弱いよ。<br /><br />どうしよう。ギリノイモウトにいじめられて病気になったら」<br /><br /><br />末竹君は泣いた。声を出さず涙をたくさんたくさん流した。<br /><br /><br />「そろそろ抱きしめてあげようか？」<br /><br /><br />言葉だけ聞くと気持ち悪いが、隆君は末竹君に頼まれたのだ。夏なのに。<br /><br /><br />40代後半のお兄ちゃんが30代の末竹君を「ハグ、背中ポンポン」するのは<br /><br />感動の何かなのかもしれないけれど。隆君が優しい気持ちなのは確かだが。<br /><br /><br />末竹君は【恋愛の終り・たぶん結婚も考えていた】ことと、実家の<br /><br />お姉さんのことでいつになく混乱している感じがする。<br /><br /><br />「ちょっと待って、僕はまあ、もう、いいや。そうだなーしばらく恋愛は<br /><br />いらないと思う。私生活ではお姉さんの心配があるし。まあねお姉さんの<br /><br />心配するだけでも、僕の脳は満足というか、容量が必要だし」<br /><br /><br />「だから来月お姉さんに会って、弟の奥さんになる人も探ってくれば？」<br /><br /><br />「僕の部屋は10月までよそのおじさんが使ってるから帰れないよ。<br /><br />遠い親戚。お母さんが決めた。お姉さんは【しめじちゃんが遅い夏休みで<br /><br />帰って来るかも】って言ってくれたのに、お母さんが決めた」<br /><br /><br />「○系列のホテルあるでしょ？実家に顔出してしばらくいて、夕食でも<br /><br />食べたらホテルに帰ればいい。別の日は朝から行けば？駐車スペースは<br /><br />あるんでしょ？末竹君は運転も上手だし」<br /><br /><br />「実家の駐車スペースねえ。お客がしょっちゅう来るから、すぐに5台位<br /><br />増えちゃうんだよ。あ、でも、お地蔵さんを2つ引っこ抜けばいいや」<br /><br /><br />ええ？何言ってるの、末竹君。<br /><br /><br />でも、今日くみちゃんとお別れして来たけれど、今はもう顔色が良い。<br /><br />お姉さんは偉大なのかもしれない。会いたいんだと思う。<br /><br /><br />僕は末竹君と友達で、くみちゃんのことはほぼ知らないから、末竹君が<br /><br />元気になればいいなと思う。<br /><br /><br />部屋チャイムがなった。<br /><br />つきこさんがお風呂から帰って来た。　話は続きます。<br /><br /><a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520335514.html</link>
      <title>夏の怖い童話・1日目の夕食の前の、末竹君</title>
      <pubDate>Tue, 31 Mar 2026 21:05:46 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月24日（金）ビジネス旅館で5人。末竹君の話。つきこさんは女性風呂へ。30分ちょっとで戻ってくると思う。2つお風呂があるが、小さい方に女性の案内が出ていた。【浴槽が家庭風呂よりは大きい位、2つカラン、2つシャワー】部屋には佐粧隆、知神翼、僕（徳浜秀行）、末竹七五三次の4人。「さっきも言ったけれど、僕達はお互いの家には行かなかった。くみちゃん寮にでしょ？行けない。僕の家に来る？って付き合って1年半で言ったんだけれど【もういい】って言われた」くみちゃんを信用するまで1..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月24日（金）ビジネス旅館で5人。末竹君の話。


つきこさんは女性風呂へ。30分ちょっとで戻ってくると思う。

2つお風呂があるが、小さい方に女性の案内が出ていた。

【浴槽が家庭風呂よりは大きい位、2つカラン、2つシャワー】


部屋には佐粧隆、知神翼、僕（徳浜秀行）、末竹七五三次の4人。


「さっきも言ったけれど、僕達はお互いの家には行かなかった。

くみちゃん寮にでしょ？行けない。僕の家に来る？って付き合って

1年半で言ったんだけれど【もういい】って言われた」


くみちゃんを信用するまで1年半かかったのかな。とは言え、

月に2回とか会う時間も少ないから会った回数は少なそう。

末竹君の休みって土日じゃないのは明らかだ。


「【もういい】って、末竹君の家に行かなくてもいいよってこと？

家に行きたいとかずっと言われていたの？」


「覚えてない。僕は家で僕がご飯作って2人で食べてのんびりしたかった。

でも【もういい】って言われたから引き続き外食デート。結構くたびれた。

喫茶店にも行かなくなった。ご飯食べたら地下鉄の入り口でさよなら」


「泊まらなかったんだね？2時間休憩とかは？」


「言うと思った。僕はちょっとそこらへんは変わっているから。そうだね

こういう話だけはここにいる誰ともしていないね」


「欲望。末竹君はどうしたのかなと思って。まあ言う必要はない」


ああ、ああ、2時間休憩ってギターの稽古の後、ご飯食べて昼寝じゃないな。

高速道路の左右になんだか【楽し気な照明と色の】建物が多くあるね。

入るのをためらわせるような雰囲気もある、男女を飲み込む建物。


「僕の実家は恐ろしく田舎だったけれど、あったよラブホテル。2件位。

知り合いのおじさんとかおばさんが受付でね。パートさんしていたんだよ。

僕は高校卒業前にそのことを同級生に聞いて、ものすごく悲しかった」


「どんな場所かは知っていて、でも使えなかったんだね」


「使う人も少なかったよ。観光客が泊ってたみたいだよ。僕は20歳近くまで

実家にいたけれど必要はなかった。彼女いなかったし1人で家が良かったもん。

でも今は違うじゃん。自分だけのお財布とカードもあるし次の日も休める時は

ごろっと寝転がりたくなると言うか、帰りたくなくなるって言うか」


「そういう時、30代後半というのは素晴らしいなあとか思った？」


「うん。口座にお金あるからカードも怖くないし。基本的に使わないけど。

とにかく最初に伝えておきたいのは、僕とくみちゃんは変わっていたかも」


末竹君は20代後半でカードの審査に落ちなかったのがとても嬉しくって

おねえさん（くどいが、お兄さんの奥さん）に電話をかけたらしい。


「お互い変わっていたから別れたの？そうなのかな」


隆君の質問は問い詰めるようなものではない。隆君が1番変わり者だから。


「僕の方が変わっていたんじゃないかな。お付き合いというものを何回も

重ねながら、1回しか手をつながなかったし。手をつないだとき【痛い】って

言われて、ごめんねって言った後からは一切触れないようにした」


末竹君の気真面目さ加減が出たんだね。この場合は悪い方向になった？


「くみちゃん、少しだけ年下でしょ？甘えてこなかったの？」


「くみちゃんて自分から話をしないんだよ。だから僕が2択とか3択で色々

たずねてたよ。中華と和食どっちがいいのとか。どっちも嫌だって時はね

すごく嫌そうな顔するんだ。頭痛と切り傷と吐き気みたいな表情。それで

僕は想像力を働かせて、スパゲッティーはどう？って聞くと笑う」


「可愛いじゃないか。もしかしたら、くみちゃんの常識の中では

【中華も和食も嫌だけど、末竹君に悪いしなるべく嫌って言いたくない】

って思ってたんじゃないかなーって僕は考えてみた」


「僕に悪いと思うのなら、自分でイタリアンとかスパゲティー専門店に

行きたいって言ってくれたらいいじゃん。ちゃんと僕が払うんだし。

そう。そういうのが【可愛いな、今日のデートも頑張ろう】って思える程、

僕はくみちゃんが好きじゃなかったと思う。それ20回位やってなんとなくもう

疲れたんだよね。【次はくみちゃんが決めて】って何回も頼んだのに」


「そうか。残念だったね。ねえイチゴに練乳たっぷりつけると美味しいよ。

僕は1パック食べてしまった。知神君が旅館で買ってくれたんだよ。ここは

近所のイチゴの人とつながりがあって、果物って感じがするイチゴだよ」


知神君がイチゴを百円ショップのお皿に盛って、練乳を保存容器に移した

物を、末竹君に渡した。皆でこの容器につけて食べる。今日中になくなるし

5人全員病気にはかかっていないから気にしないのだ。


とは言っても【練乳容器の角からイチゴをのせた皿の方に注いで】から

僕とつきこさんと知神君は食べた。上手く言えないけれど。

あまり気にはしない。とにかくこの5人は直箸で鍋物がOKだ。


「まだ聞いてほしいよ。食べながらでもいい？」


「どうぞ。イチゴ食べたら話しが終わるわけでもないし。聞くよ」


隆君だけではなく、僕と知神君もどうぞどうぞという気持ちがあった。

くみちゃんの家に結婚の挨拶にも行ったのに、お別れして来た末竹君。


色々しんどかっただろう。　続く


海音ちゃんはいますよ
<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月24日（金）ビジネス旅館で5人。末竹君の話。<br /><br /><br />つきこさんは女性風呂へ。30分ちょっとで戻ってくると思う。<br /><br />2つお風呂があるが、小さい方に女性の案内が出ていた。<br /><br />【浴槽が家庭風呂よりは大きい位、2つカラン、2つシャワー】<br /><br /><br />部屋には佐粧隆、知神翼、僕（徳浜秀行）、末竹七五三次の4人。<br /><br /><br />「さっきも言ったけれど、僕達はお互いの家には行かなかった。<br /><br />くみちゃん寮にでしょ？行けない。僕の家に来る？って付き合って<br /><br />1年半で言ったんだけれど【もういい】って言われた」<br /><br /><br />くみちゃんを信用するまで1年半かかったのかな。とは言え、<br /><br />月に2回とか会う時間も少ないから会った回数は少なそう。<br /><br />末竹君の休みって土日じゃないのは明らかだ。<br /><br /><br />「【もういい】って、末竹君の家に行かなくてもいいよってこと？<br /><br />家に行きたいとかずっと言われていたの？」<br /><br /><br />「覚えてない。僕は家で僕がご飯作って2人で食べてのんびりしたかった。<br /><br />でも【もういい】って言われたから引き続き外食デート。結構くたびれた。<br /><br />喫茶店にも行かなくなった。ご飯食べたら地下鉄の入り口でさよなら」<br /><br /><br />「泊まらなかったんだね？2時間休憩とかは？」<br /><br /><br />「言うと思った。僕はちょっとそこらへんは変わっているから。そうだね<br /><br />こういう話だけはここにいる誰ともしていないね」<br /><br /><br />「欲望。末竹君はどうしたのかなと思って。まあ言う必要はない」<br /><br /><br />ああ、ああ、2時間休憩ってギターの稽古の後、ご飯食べて昼寝じゃないな。<br /><br />高速道路の左右になんだか【楽し気な照明と色の】建物が多くあるね。<br /><br />入るのをためらわせるような雰囲気もある、男女を飲み込む建物。<br /><br /><br />「僕の実家は恐ろしく田舎だったけれど、あったよラブホテル。2件位。<br /><br />知り合いのおじさんとかおばさんが受付でね。パートさんしていたんだよ。<br /><br />僕は高校卒業前にそのことを同級生に聞いて、ものすごく悲しかった」<br /><br /><br />「どんな場所かは知っていて、でも使えなかったんだね」<br /><br /><br />「使う人も少なかったよ。観光客が泊ってたみたいだよ。僕は20歳近くまで<br /><br />実家にいたけれど必要はなかった。彼女いなかったし1人で家が良かったもん。<br /><br />でも今は違うじゃん。自分だけのお財布とカードもあるし次の日も休める時は<br /><br />ごろっと寝転がりたくなると言うか、帰りたくなくなるって言うか」<br /><br /><br />「そういう時、30代後半というのは素晴らしいなあとか思った？」<br /><br /><br />「うん。口座にお金あるからカードも怖くないし。基本的に使わないけど。<br /><br />とにかく最初に伝えておきたいのは、僕とくみちゃんは変わっていたかも」<br /><br /><br />末竹君は20代後半でカードの審査に落ちなかったのがとても嬉しくって<br /><br />おねえさん（くどいが、お兄さんの奥さん）に電話をかけたらしい。<br /><br /><br />「お互い変わっていたから別れたの？そうなのかな」<br /><br /><br />隆君の質問は問い詰めるようなものではない。隆君が1番変わり者だから。<br /><br /><br />「僕の方が変わっていたんじゃないかな。お付き合いというものを何回も<br /><br />重ねながら、1回しか手をつながなかったし。手をつないだとき【痛い】って<br /><br />言われて、ごめんねって言った後からは一切触れないようにした」<br /><br /><br />末竹君の気真面目さ加減が出たんだね。この場合は悪い方向になった？<br /><br /><br />「くみちゃん、少しだけ年下でしょ？甘えてこなかったの？」<br /><br /><br />「くみちゃんて自分から話をしないんだよ。だから僕が2択とか3択で色々<br /><br />たずねてたよ。中華と和食どっちがいいのとか。どっちも嫌だって時はね<br /><br />すごく嫌そうな顔するんだ。頭痛と切り傷と吐き気みたいな表情。それで<br /><br />僕は想像力を働かせて、スパゲッティーはどう？って聞くと笑う」<br /><br /><br />「可愛いじゃないか。もしかしたら、くみちゃんの常識の中では<br /><br />【中華も和食も嫌だけど、末竹君に悪いしなるべく嫌って言いたくない】<br /><br />って思ってたんじゃないかなーって僕は考えてみた」<br /><br /><br />「僕に悪いと思うのなら、自分でイタリアンとかスパゲティー専門店に<br /><br />行きたいって言ってくれたらいいじゃん。ちゃんと僕が払うんだし。<br /><br />そう。そういうのが【可愛いな、今日のデートも頑張ろう】って思える程、<br /><br />僕はくみちゃんが好きじゃなかったと思う。それ20回位やってなんとなくもう<br /><br />疲れたんだよね。【次はくみちゃんが決めて】って何回も頼んだのに」<br /><br /><br />「そうか。残念だったね。ねえイチゴに練乳たっぷりつけると美味しいよ。<br /><br />僕は1パック食べてしまった。知神君が旅館で買ってくれたんだよ。ここは<br /><br />近所のイチゴの人とつながりがあって、果物って感じがするイチゴだよ」<br /><br /><br />知神君がイチゴを百円ショップのお皿に盛って、練乳を保存容器に移した<br /><br />物を、末竹君に渡した。皆でこの容器につけて食べる。今日中になくなるし<br /><br />5人全員病気にはかかっていないから気にしないのだ。<br /><br /><br />とは言っても【練乳容器の角からイチゴをのせた皿の方に注いで】から<br /><br />僕とつきこさんと知神君は食べた。上手く言えないけれど。<br /><br />あまり気にはしない。とにかくこの5人は直箸で鍋物がOKだ。<br /><br /><br />「まだ聞いてほしいよ。食べながらでもいい？」<br /><br /><br />「どうぞ。イチゴ食べたら話しが終わるわけでもないし。聞くよ」<br /><br /><br />隆君だけではなく、僕と知神君もどうぞどうぞという気持ちがあった。<br /><br />くみちゃんの家に結婚の挨拶にも行ったのに、お別れして来た末竹君。<br /><br /><br />色々しんどかっただろう。　続く<br /><br /><br />海音ちゃんはいますよ<br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520335514</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520326061.html</link>
      <title>夏の怖い童話・1日目の夕食の前</title>
      <pubDate>Mon, 30 Mar 2026 16:48:49 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月24日（金）旅館に1泊の予定・夕方「好きだから一緒にいたんじゃないの？」と言う末竹君の考え方は最もだけれど。今ならわかる。僕と再会した90年代前半の佐粧隆は【自分を好きになってくれる女性を】避けていた。【好き】を避けていた。やっていることは親切の無駄遣いで、親代わりで、隆君には使える額にゆとりがあったため、何でも与えておけばよいと思うバカ親だった。嫌われたくなかったのだ。そういう佐粧隆だった。でも【我儘をかなえてくれた】とか【わたしの言うとおりにしてくれた】と、..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月24日（金）旅館に1泊の予定・夕方


「好きだから一緒にいたんじゃないの？」


と言う末竹君の考え方は最もだけれど。今ならわかる。僕と再会した

90年代前半の佐粧隆は【自分を好きになってくれる女性を】避けていた。

【好き】を避けていた。


やっていることは親切の無駄遣いで、親代わりで、隆君には使える額に

ゆとりがあったため、何でも与えておけばよいと思うバカ親だった。


嫌われたくなかったのだ。そういう佐粧隆だった。


でも【我儘をかなえてくれた】とか【わたしの言うとおりにしてくれた】

と、思った女性は、隆君をどう思っていたかと言えば、恋愛感情。


「好きとか、なかったよ。ただあの子が色々な人に【僕と付き合っている】

って言ってるのは聞こえてきたから、僕は愛犬マロニエのいるマンションに

帰っていたよ。欲しい物があると電話がかかって来た」


「そういうこと全く話してくれないんだから。マロニエさんて言う外国の

人と暮らしていたのかと思った。つまり2人か3人と付き合っているのかと」


聞いちゃいけないと思っていた末竹君も、気を使っただろうな。



「そう思われることを気にしていない時期だったのかも。調べられたら

すぐ事実がわかるとか思っていた。真実、事実には何も悪い事はない。

でも甘かったよね、記事にされたら相当捻じ曲げられるわけだから。

今はあの時の状況を考えると、震えが来る。他人から見たら相当変な

生活をしていたと思うから。どうとでも脚色されちゃうね。

かき集めた爪楊枝数本みたいな話を燃やして火事にする写真誌もあるから

それ以前でも同時に2人とかそんなことは。

常識としてしたことない。今までだってないから安心して。

でもくたびれていたんだね。あの時期は周りの皆に助けられたんだ。

僕は誰の気持ちにも応えられない、ごめんねが言いにくい時期だった」


彼女は佐粧隆のことを好きだったと思う。佐粧隆は違う思いだったのだ。



「そう言う話を聞いちゃうとね、僕ももしかしたら、ううん、やっぱり

くみちゃんを最初から好きじゃなかった。向こうも初めは乗り気じゃなくて。

お互い最初から最後までビクビクして相手の気持ちを尊重しようとし過ぎた。

僕も彼女の気持ちに応えられなかったもん。そう、応えられなかったな」


「向こうが泣いてすがって別れたくないって言ったわけじゃないんだね？」


「それはないんだよ。そこまで僕を好きだった訳じゃないんだよ。それと

結婚したくないって言われた。仕事が楽しくなってさみしさが消えたって。

入社10年超えたみたいで、最近やっと任された仕事もあるから、間違いは

もう出来ないって言われた。僕も2年間で結婚はしないって答えになった」


「最初は上手く行っていたんでしょ？」


「そう。くみちゃんは真面目で頭も良かった。ワンピースとかスカートが

好きみたいで毎回違うのを着てきてくれたよ。お洒落してきたよ。

口紅がはみ出していたりして、そういうのもすごくキュートだったんだ。

ジーンズとかズボン？スラックス？そういうのは嫌いなんだって。それはもう

人それぞれって思って何も言わなかったけどさー」


「何も言わなかったけれど、何よ？」


「ああ、うん、僕のおねえさんは普段着はジーンズですごく素敵だよ。

もちろんそんなことは言っていない。ただ、くみちゃんにはジーンズも

似合うよって言ってみた。持っていないって言うから一緒にお店に行って

買ってあげたこともある」


くみちゃんと会っていても、郷里の義姉が頭に浮かぶデートだったのか。


「それはくみちゃんは喜んだの？ジーパン買ってあげたんだね」


「すごく喜んでくれた。次に会う時にひよこの色のシャツでジーンズを着て

来てくれたんだ。僕もジーンズだったし、2人で植物園に行ったりもした。

こんな話ずーっとしていたらバカみたいでしょ。知神君もHardyもなんだか

どよーんてなってるし、つきこちゃんは温泉に入りたいんじゃない？」


「はーい。女性風呂に30分位いってきまーす」


つきこさんはさっさと1人だと広めなお風呂に行ってしまった。


「どうしよう。僕はつきこちゃんが僕の話をここで聞いていても、全く

かまわなかったのに【あっちに行け】って言ってしまったみたい」


つきこさんはいつも僕を含め、男性が数人集まる場所にいると、少しどこかに

行こうとする。行かなくてもいいのだけれど遠慮がちになる。

僕達の仲間の中で、末竹君はつきこさん寄りの年齢だからだと思う。


「姫は気にしないよ。大丈夫。でも少しだけでも姫がいない方がいい話が

あるんでしょう？おぞましい話とか。それを早く話してしまえばいい」


いつになったら夕食になって、海音ちゃんが出てくるやら。つづく

<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月24日（金）旅館に1泊の予定・夕方<br /><br /><br />「好きだから一緒にいたんじゃないの？」<br /><br /><br />と言う末竹君の考え方は最もだけれど。今ならわかる。僕と再会した<br /><br />90年代前半の佐粧隆は【自分を好きになってくれる女性を】避けていた。<br /><br />【好き】を避けていた。<br /><br /><br />やっていることは親切の無駄遣いで、親代わりで、隆君には使える額に<br /><br />ゆとりがあったため、何でも与えておけばよいと思うバカ親だった。<br /><br /><br />嫌われたくなかったのだ。そういう佐粧隆だった。<br /><br /><br />でも【我儘をかなえてくれた】とか【わたしの言うとおりにしてくれた】<br /><br />と、思った女性は、隆君をどう思っていたかと言えば、恋愛感情。<br /><br /><br />「好きとか、なかったよ。ただあの子が色々な人に【僕と付き合っている】<br /><br />って言ってるのは聞こえてきたから、僕は愛犬マロニエのいるマンションに<br /><br />帰っていたよ。欲しい物があると電話がかかって来た」<br /><br /><br />「そういうこと全く話してくれないんだから。マロニエさんて言う外国の<br /><br />人と暮らしていたのかと思った。つまり2人か3人と付き合っているのかと」<br /><br /><br />聞いちゃいけないと思っていた末竹君も、気を使っただろうな。<br /><br /><br /><br />「そう思われることを気にしていない時期だったのかも。調べられたら<br /><br />すぐ事実がわかるとか思っていた。真実、事実には何も悪い事はない。<br /><br />でも甘かったよね、記事にされたら相当捻じ曲げられるわけだから。<br /><br />今はあの時の状況を考えると、震えが来る。他人から見たら相当変な<br /><br />生活をしていたと思うから。どうとでも脚色されちゃうね。<br /><br />かき集めた爪楊枝数本みたいな話を燃やして火事にする写真誌もあるから<br /><br />それ以前でも同時に2人とかそんなことは。<br /><br />常識としてしたことない。今までだってないから安心して。<br /><br />でもくたびれていたんだね。あの時期は周りの皆に助けられたんだ。<br /><br />僕は誰の気持ちにも応えられない、ごめんねが言いにくい時期だった」<br /><br /><br />彼女は佐粧隆のことを好きだったと思う。佐粧隆は違う思いだったのだ。<br /><br /><br /><br />「そう言う話を聞いちゃうとね、僕ももしかしたら、ううん、やっぱり<br /><br />くみちゃんを最初から好きじゃなかった。向こうも初めは乗り気じゃなくて。<br /><br />お互い最初から最後までビクビクして相手の気持ちを尊重しようとし過ぎた。<br /><br />僕も彼女の気持ちに応えられなかったもん。そう、応えられなかったな」<br /><br /><br />「向こうが泣いてすがって別れたくないって言ったわけじゃないんだね？」<br /><br /><br />「それはないんだよ。そこまで僕を好きだった訳じゃないんだよ。それと<br /><br />結婚したくないって言われた。仕事が楽しくなってさみしさが消えたって。<br /><br />入社10年超えたみたいで、最近やっと任された仕事もあるから、間違いは<br /><br />もう出来ないって言われた。僕も2年間で結婚はしないって答えになった」<br /><br /><br />「最初は上手く行っていたんでしょ？」<br /><br /><br />「そう。くみちゃんは真面目で頭も良かった。ワンピースとかスカートが<br /><br />好きみたいで毎回違うのを着てきてくれたよ。お洒落してきたよ。<br /><br />口紅がはみ出していたりして、そういうのもすごくキュートだったんだ。<br /><br />ジーンズとかズボン？スラックス？そういうのは嫌いなんだって。それはもう<br /><br />人それぞれって思って何も言わなかったけどさー」<br /><br /><br />「何も言わなかったけれど、何よ？」<br /><br /><br />「ああ、うん、僕のおねえさんは普段着はジーンズですごく素敵だよ。<br /><br />もちろんそんなことは言っていない。ただ、くみちゃんにはジーンズも<br /><br />似合うよって言ってみた。持っていないって言うから一緒にお店に行って<br /><br />買ってあげたこともある」<br /><br /><br />くみちゃんと会っていても、郷里の義姉が頭に浮かぶデートだったのか。<br /><br /><br />「それはくみちゃんは喜んだの？ジーパン買ってあげたんだね」<br /><br /><br />「すごく喜んでくれた。次に会う時にひよこの色のシャツでジーンズを着て<br /><br />来てくれたんだ。僕もジーンズだったし、2人で植物園に行ったりもした。<br /><br />こんな話ずーっとしていたらバカみたいでしょ。知神君もHardyもなんだか<br /><br />どよーんてなってるし、つきこちゃんは温泉に入りたいんじゃない？」<br /><br /><br />「はーい。女性風呂に30分位いってきまーす」<br /><br /><br />つきこさんはさっさと1人だと広めなお風呂に行ってしまった。<br /><br /><br />「どうしよう。僕はつきこちゃんが僕の話をここで聞いていても、全く<br /><br />かまわなかったのに【あっちに行け】って言ってしまったみたい」<br /><br /><br />つきこさんはいつも僕を含め、男性が数人集まる場所にいると、少しどこかに<br /><br />行こうとする。行かなくてもいいのだけれど遠慮がちになる。<br /><br />僕達の仲間の中で、末竹君はつきこさん寄りの年齢だからだと思う。<br /><br /><br />「姫は気にしないよ。大丈夫。でも少しだけでも姫がいない方がいい話が<br /><br />あるんでしょう？おぞましい話とか。それを早く話してしまえばいい」<br /><br /><br />いつになったら夕食になって、海音ちゃんが出てくるやら。つづく<br /><br /><a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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                </item>
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      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520311996.html</link>
      <title>2002年8月に1泊の旅館・夕食の前に話したい</title>
      <pubDate>Sat, 28 Mar 2026 18:25:11 +0900</pubDate>
            <description>2002年　8月24日（土）　夏の怖い童話・一泊の5人末竹君が夕方から参加。末竹君はくみちゃんとのことを話す。「今日、僕はくみちゃんとのお付き合いを終わりにしました。簡単に言うと別れた。別に何もかも今までと変わらないよ。付き合っていた時もお互いの家には行かなかったし、外でご飯を食べ続けただけだったかも。くみちゃんも今までと変わらずに暮らせるって。ほら、仕事とか」「2人で話して決めたのなら、きのこちゃんも納得なんでしょう？」「うん。でも話はまだまだあるんだ。続けていい？」「どう..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年　8月24日（土）　夏の怖い童話・一泊の5人


末竹君が夕方から参加。末竹君はくみちゃんとのことを話す。


「今日、僕はくみちゃんとのお付き合いを終わりにしました。簡単に

言うと別れた。別に何もかも今までと変わらないよ。付き合っていた時も

お互いの家には行かなかったし、外でご飯を食べ続けただけだったかも。

くみちゃんも今までと変わらずに暮らせるって。ほら、仕事とか」


「2人で話して決めたのなら、きのこちゃんも納得なんでしょう？」


「うん。でも話はまだまだあるんだ。続けていい？」


「どうぞ。まだ3分も立っていないよ」


僕やつきこさんが何か言えるわけもなく、知神君も聞くだけ。むしろ末竹君の

恋愛の終りの話なんて聞いていてもいいのかなと思っちゃう。

末竹君と佐粧隆の話は続く。


「くみちゃんは僕にありがとうって言ってくれたんだよ。別れることに

決めたのに、今までありがとうって。何かを決めるのが遅すぎたのかなあって

考えちゃった。僕はありがとうって言わなかった」



「気持ちよくお別れするためのありがとうじゃないの？僕も約10年前に

別れた人から最後は、ありがとうございましたって言われた」


僕とつきこさんが悪い意味でドキドキした【佐粧隆】だった。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

以下、秀行の脳内の記憶（隆君の別れと言うかなんというか）


佐粧隆と別れた女性は、家具とか服とか化粧品とか、美味なお菓子の山や

実家に帰った時の「お稽古代金の封書（お茶とかお花とか料理らしい）」等、

持って帰れるだけ持って帰った様に見えた。家具はトラックで運んだ様子。

隆君の恋人だったのかというと違うね。


実は、同棲でもないし同居（？）人に近かった。

隆君のマンションの部屋は5部屋は確認済みだ。もっとあるかもしれない。

お風呂もトイレも２つずつある、2件かと思えるマンション。


隆君はその時期、過労で病むと、思い付きで人助けとか親切をしていた。

困った人を見捨てられなくてすぐにでもどうにかしようとしていたことがある。

その女性は【遠くから東京の芸能関係のレッスンに通っている子】だった。


隆君は、気の毒な状態の女性が見過ごせなかったらしい。

妹さんの栄美子さんのこともあって、辛く見える女性を気にかけすぎた。

（栄美子さんは当時ヒモ男と結婚していた。小柄で痩せた妹さん。隆君の話を

聞かなかった。実家に帰ることは出来たのに。後にヒモ男とは何とか離婚）


一歩間違えれば世間から見たら（隆君は有名人だ）危ないような時期だった。


1から10まで起こった事を理解してくれる人などいない。抜き取った少しの話と

想像も含めた話を週刊誌に書かれていたら大変だった。今考えてもゾッとする。

ただし、その内容はとても健全でとても親切で優しく温かく、悲しい。

（その話はこのブログの初期に置いてありますが、ホラーっぽい）

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


末竹君はコーラを注いだコップを見つめながら話しを始めた。


「だって佐粧さん、あの子の衣食住支えていて、他にも色々お世話してたよ。

それが心地良かったからあの子は、与えられた物を【根こそぎ】トラックに

積んで家に持って帰ったでしょう？いやな言い方だけれど、あの荷物全てを

持って行くならやっぱり、どうもありがとうございましたって言わないとね。

別れるとしても人間じゃないよ。恩は恩だよ」


「言ってくれたからもういいんだ。僕は彼女の気持ちに応えられなかった。

かわいそうとか、もう眠りなさいとか、肉や野菜食べた？とか、彼女に

対してはそれ以上の感情はなかったんだよ。人一人、僕の家にいるんだから

食事と着替えと必要な物を満たしておかなければ、と、緊張し通しだった」


「好きだから一緒にいたんじゃないの？」


「あれは寮と言うよりは、彼女の東京の部屋だったみたいだね」


「でも、そこからレッスン通って頑張ってもスカウトとかオーディションは

ダメだったの？佐粧さんならダンスの攻略法とかありそうじゃない？」


佐粧隆は末竹君ににっこり話をした。


「卑怯なこととか考えない子だったとは思う。オーディション受けるから

何かコツを教えてとか、一切聞いてこなかった。もう少し続けたらたぶん

講師は出来たと思うよ。でも実家の方でお嫁さんに下さいって言う話があって

良い人に会えた。今はもう優しいその人と子供と田舎にいるんだよ」


そうだよ、隆君は【末竹君】の心配をしている。くみちゃんのことも。<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
2002年　8月24日（土）　夏の怖い童話・一泊の5人<br /><br /><br />末竹君が夕方から参加。末竹君はくみちゃんとのことを話す。<br /><br /><br />「今日、僕はくみちゃんとのお付き合いを終わりにしました。簡単に<br /><br />言うと別れた。別に何もかも今までと変わらないよ。付き合っていた時も<br /><br />お互いの家には行かなかったし、外でご飯を食べ続けただけだったかも。<br /><br />くみちゃんも今までと変わらずに暮らせるって。ほら、仕事とか」<br /><br /><br />「2人で話して決めたのなら、きのこちゃんも納得なんでしょう？」<br /><br /><br />「うん。でも話はまだまだあるんだ。続けていい？」<br /><br /><br />「どうぞ。まだ3分も立っていないよ」<br /><br /><br />僕やつきこさんが何か言えるわけもなく、知神君も聞くだけ。むしろ末竹君の<br /><br />恋愛の終りの話なんて聞いていてもいいのかなと思っちゃう。<br /><br />末竹君と佐粧隆の話は続く。<br /><br /><br />「くみちゃんは僕にありがとうって言ってくれたんだよ。別れることに<br /><br />決めたのに、今までありがとうって。何かを決めるのが遅すぎたのかなあって<br /><br />考えちゃった。僕はありがとうって言わなかった」<br /><br /><br /><br />「気持ちよくお別れするためのありがとうじゃないの？僕も約10年前に<br /><br />別れた人から最後は、ありがとうございましたって言われた」<br /><br /><br />僕とつきこさんが悪い意味でドキドキした【佐粧隆】だった。<br /><br />---------------------------------------------------------------------------------------------------------------<br /><br />以下、秀行の脳内の記憶（隆君の別れと言うかなんというか）<br /><br /><br />佐粧隆と別れた女性は、家具とか服とか化粧品とか、美味なお菓子の山や<br /><br />実家に帰った時の「お稽古代金の封書（お茶とかお花とか料理らしい）」等、<br /><br />持って帰れるだけ持って帰った様に見えた。家具はトラックで運んだ様子。<br /><br />隆君の恋人だったのかというと違うね。<br /><br /><br />実は、同棲でもないし同居（？）人に近かった。<br /><br />隆君のマンションの部屋は5部屋は確認済みだ。もっとあるかもしれない。<br /><br />お風呂もトイレも２つずつある、2件かと思えるマンション。<br /><br /><br />隆君はその時期、過労で病むと、思い付きで人助けとか親切をしていた。<br /><br />困った人を見捨てられなくてすぐにでもどうにかしようとしていたことがある。<br /><br />その女性は【遠くから東京の芸能関係のレッスンに通っている子】だった。<br /><br /><br />隆君は、気の毒な状態の女性が見過ごせなかったらしい。<br /><br />妹さんの栄美子さんのこともあって、辛く見える女性を気にかけすぎた。<br /><br />（栄美子さんは当時ヒモ男と結婚していた。小柄で痩せた妹さん。隆君の話を<br /><br />聞かなかった。実家に帰ることは出来たのに。後にヒモ男とは何とか離婚）<br /><br /><br />一歩間違えれば世間から見たら（隆君は有名人だ）危ないような時期だった。<br /><br /><br />1から10まで起こった事を理解してくれる人などいない。抜き取った少しの話と<br /><br />想像も含めた話を週刊誌に書かれていたら大変だった。今考えてもゾッとする。<br /><br />ただし、その内容はとても健全でとても親切で優しく温かく、悲しい。<br /><br />（その話はこのブログの初期に置いてありますが、ホラーっぽい）<br /><br />-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------<br /><br /><br />末竹君はコーラを注いだコップを見つめながら話しを始めた。<br /><br /><br />「だって佐粧さん、あの子の衣食住支えていて、他にも色々お世話してたよ。<br /><br />それが心地良かったからあの子は、与えられた物を【根こそぎ】トラックに<br /><br />積んで家に持って帰ったでしょう？いやな言い方だけれど、あの荷物全てを<br /><br />持って行くならやっぱり、どうもありがとうございましたって言わないとね。<br /><br />別れるとしても人間じゃないよ。恩は恩だよ」<br /><br /><br />「言ってくれたからもういいんだ。僕は彼女の気持ちに応えられなかった。<br /><br />かわいそうとか、もう眠りなさいとか、肉や野菜食べた？とか、彼女に<br /><br />対してはそれ以上の感情はなかったんだよ。人一人、僕の家にいるんだから<br /><br />食事と着替えと必要な物を満たしておかなければ、と、緊張し通しだった」<br /><br /><br />「好きだから一緒にいたんじゃないの？」<br /><br /><br />「あれは寮と言うよりは、彼女の東京の部屋だったみたいだね」<br /><br /><br />「でも、そこからレッスン通って頑張ってもスカウトとかオーディションは<br /><br />ダメだったの？佐粧さんならダンスの攻略法とかありそうじゃない？」<br /><br /><br />佐粧隆は末竹君ににっこり話をした。<br /><br /><br />「卑怯なこととか考えない子だったとは思う。オーディション受けるから<br /><br />何かコツを教えてとか、一切聞いてこなかった。もう少し続けたらたぶん<br /><br />講師は出来たと思うよ。でも実家の方でお嫁さんに下さいって言う話があって<br /><br />良い人に会えた。今はもう優しいその人と子供と田舎にいるんだよ」<br /><br /><br />そうだよ、隆君は【末竹君】の心配をしている。くみちゃんのことも。<a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520250972.html</link>
      <title>2002年8月に1泊の旅館・うみねちゃん（続いてる）</title>
      <pubDate>Fri, 20 Mar 2026 17:25:26 +0900</pubDate>
            <description>末竹君が【1泊2日の温泉旅行】に参加（合流？）してきた。（末竹君は【くみちゃん】と言う女性と何か決めてからこちらに来たらしい。お付き合いしていた位の事しかわからないけれど、どうも大事な日だったみたいだ。結婚のことかな）「末竹君、んー？全身白だねー。お帰りー。無事で嬉しいよ」「うん。スーツは脱いじゃった。着替えてから来た。僕はどうも安くて軽い服が好き。佐粧さん、後で全部の話はするからちょっと休憩させて」「はいはい。お疲れ様。テーブルの上の物、何でも食べなさいね」「末竹君のご飯は..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
末竹君が【1泊2日の温泉旅行】に参加（合流？）してきた。


（末竹君は【くみちゃん】と言う女性と何か決めてからこちらに

来たらしい。お付き合いしていた位の事しかわからないけれど、どうも

大事な日だったみたいだ。結婚のことかな）



「末竹君、んー？全身白だねー。お帰りー。無事で嬉しいよ」


「うん。スーツは脱いじゃった。着替えてから来た。僕はどうも安くて

軽い服が好き。佐粧さん、後で全部の話はするからちょっと休憩させて」


「はいはい。お疲れ様。テーブルの上の物、何でも食べなさいね」


「末竹君のご飯は出るよ。さっき確認済み。宿泊人数分出すって」

電話が来たときに僕が取っただけなんだ。大人5人で頼んである。


「ありがとう。Hardy（秀行の音楽ネーム）あ、そうそう。

つきこちゃんが受付のところの奥のソファーで、小さい女の子と

一緒にいたよ。それで僕は、ここにいる誰かの隠し子じゃないかと

思えて震えちゃった」


3人、冷たい目で末竹君を見ちゃったと思う。

隆君、知神君、僕の3人合わせても子ども1人もいないのに隠し子は無理。

あと、誰がお母さん？つきこさんが違うのは僕は証明できるけれど。

10年一緒で気が付かない夫はいないと思うよ。


「すぐに姫は戻るよ。旅館の子どもなんだ。知神が下のスーパーに

買い物に行ってくれたんだけど、その時についてきちゃってね。いったん

家の方に戻ったんだけど、さっきまた来た。姫が返しに行ったんだ」


「じゃあ、知神君が好きなんだね」


「僕だもん。パパって言ってたから」

佐粧隆、こんなことでも1番がいいのか。気持ちが若いのか？


「ただいま。やっぱり末竹さんだったんだ、こんばんは。海音ちゃんは

お父さんとお母さんにちゃんと受け取ってもらえましたよ。お父さんが

ご迷惑をおかけしました、幹事さんによろしくお伝えくださいって」


「僕は何もしていないけど、よろしく伝わった。あの子のお父さんて

料理人で旅館の2代目だっけ？いや、3代目位かな。それより、何で

海音ちゃんはこの部屋にまた来たんだろう」


「にぎやかだから来たんじゃない？おじさんとお兄さんとお姉さんがいて

お家とは違うなーって感じたんだと思うよ」


実家の5人兄妹、少し大きめの家族の末竹君はにぎやかなのが好きみたい。


「末竹君、おじさんはいいんだ。お姉さんもいい。お兄さんは誰？」


佐粧隆、48歳、自分がお兄さんとか言い出しそうではあるのだが、さすがに

それは言えないだろう。佐粧隆以外の皆は、少し緊張したのだけれど。

今、ここには20代も10代もいないからね。


つきこさんがさっきの続きみたいな話を始めた。

「海音ちゃん、発音しにくい言葉以外は結構達者に話せるからびっくり。

発音しにくいのだけは、おねーさんがモネーサン、お兄さんがニータンに

なるけれど【つみれちゃん、あんよツカレター】とか【パッパはねー

いいニヨイねー】とか、【ニータン、まあキレイ！】とかすごいの」


ちなみに【つみれちゃん】とは海音ちゃんが自分のことを言う時に

まだ発音が難しいからみたいだ。通じればいいんだよね。


海音ちゃん今日はたくさん歩いて足が疲れた、パパ（隆君）はいい匂い、

おにいさん（知神君）は、まあ綺麗！なのでしょう。僕はそう思う。


「お家に戻った時にシャワーして服も着替えておやつも食べて、満足して

また家から出ちゃったらしくて。スーパの近くに1人でいたのはなぜとか

聞きたかったけれど聞けなかったです」


「パパに会いたくて来たんだろう。姫、海音ちゃんのことは誰に聞いたの？」

隆君てば、【パパ】が気に入ったみたいなのがおかしい。


「お母さんが話してくれて。最初は何で言うこと聞かないのかしらって

怒っていたんです。お散歩にもちゃんと連れて行っているんですよ、とか。

黙って話を聞いていたんですが少しずつ興奮してきて。声も荒くなって。

【おやつも好きなのにして着替えもしてニコニコしたのにまた外なの】って。

手を上げそうになりかけたのをそれを横から出てきたお父さんが止めて

海音ちゃんを抱き上げて、お母さんは走って家の中の方に行きました」


よそのお家に口出せないから、つきこさんも大人しくしていたと思うが

想像すると怖い。海音ちゃんのお母さん、疲れているんだろう。保育園とか

幼稚園にまだ通っていないか、抽選で外れたのか？


「姫、うみねちゃん、たぶん【逃げ出すの」しょっちゅうなんだろうね」


「ここの旅館に泊まった人には海音ちゃんは有名なのかも」


「ぼくは何も聞かなかったけれど、スーパー付近で海音ちゃんが1人なのも

不自然だったな」


知神君が正しい。近所とは言え、小さな2歳の海音ちゃんがいなくなったのを

探さなかった様な気がしないでもないのだ。不自然。


「あのさ、僕、受付のあたりで感じたけれど、旅館の家族仲良くないよ。

なんか不穏な空気が漂っていた。でもこの部屋に来たら心地いいの。たぶん

リーダーのおちゃらけが知神君の穏やかさで薄まって、秀行さんの真面目さが

加わるから居心地がいいんだよ。つきこちゃんは気を使ってくれて優しいし

でも雑用係にしちゃダメ。そして僕は明るさと若さを持って入って来たしー」


「ご飯はまだだから、明るさと若さの人の【朝から夕方まで】の話を

聞くことにする。泣いちゃうようなことでも大丈夫。抱きしめてあげる」


末竹君は佐粧隆の【抱きしめてあげる】を聞いて、絶対だよと言った。

末竹君、何があったんだろう。泣くような話をするの？


続く（うみねちゃんも進行中）<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
末竹君が【1泊2日の温泉旅行】に参加（合流？）してきた。<br /><br /><br />（末竹君は【くみちゃん】と言う女性と何か決めてからこちらに<br /><br />来たらしい。お付き合いしていた位の事しかわからないけれど、どうも<br /><br />大事な日だったみたいだ。結婚のことかな）<br /><br /><br /><br />「末竹君、んー？全身白だねー。お帰りー。無事で嬉しいよ」<br /><br /><br />「うん。スーツは脱いじゃった。着替えてから来た。僕はどうも安くて<br /><br />軽い服が好き。佐粧さん、後で全部の話はするからちょっと休憩させて」<br /><br /><br />「はいはい。お疲れ様。テーブルの上の物、何でも食べなさいね」<br /><br /><br />「末竹君のご飯は出るよ。さっき確認済み。宿泊人数分出すって」<br /><br />電話が来たときに僕が取っただけなんだ。大人5人で頼んである。<br /><br /><br />「ありがとう。Hardy（秀行の音楽ネーム）あ、そうそう。<br /><br />つきこちゃんが受付のところの奥のソファーで、小さい女の子と<br /><br />一緒にいたよ。それで僕は、ここにいる誰かの隠し子じゃないかと<br /><br />思えて震えちゃった」<br /><br /><br />3人、冷たい目で末竹君を見ちゃったと思う。<br /><br />隆君、知神君、僕の3人合わせても子ども1人もいないのに隠し子は無理。<br /><br />あと、誰がお母さん？つきこさんが違うのは僕は証明できるけれど。<br /><br />10年一緒で気が付かない夫はいないと思うよ。<br /><br /><br />「すぐに姫は戻るよ。旅館の子どもなんだ。知神が下のスーパーに<br /><br />買い物に行ってくれたんだけど、その時についてきちゃってね。いったん<br /><br />家の方に戻ったんだけど、さっきまた来た。姫が返しに行ったんだ」<br /><br /><br />「じゃあ、知神君が好きなんだね」<br /><br /><br />「僕だもん。パパって言ってたから」<br /><br />佐粧隆、こんなことでも1番がいいのか。気持ちが若いのか？<br /><br /><br />「ただいま。やっぱり末竹さんだったんだ、こんばんは。海音ちゃんは<br /><br />お父さんとお母さんにちゃんと受け取ってもらえましたよ。お父さんが<br /><br />ご迷惑をおかけしました、幹事さんによろしくお伝えくださいって」<br /><br /><br />「僕は何もしていないけど、よろしく伝わった。あの子のお父さんて<br /><br />料理人で旅館の2代目だっけ？いや、3代目位かな。それより、何で<br /><br />海音ちゃんはこの部屋にまた来たんだろう」<br /><br /><br />「にぎやかだから来たんじゃない？おじさんとお兄さんとお姉さんがいて<br /><br />お家とは違うなーって感じたんだと思うよ」<br /><br /><br />実家の5人兄妹、少し大きめの家族の末竹君はにぎやかなのが好きみたい。<br /><br /><br />「末竹君、おじさんはいいんだ。お姉さんもいい。お兄さんは誰？」<br /><br /><br />佐粧隆、48歳、自分がお兄さんとか言い出しそうではあるのだが、さすがに<br /><br />それは言えないだろう。佐粧隆以外の皆は、少し緊張したのだけれど。<br /><br />今、ここには20代も10代もいないからね。<br /><br /><br />つきこさんがさっきの続きみたいな話を始めた。<br /><br />「海音ちゃん、発音しにくい言葉以外は結構達者に話せるからびっくり。<br /><br />発音しにくいのだけは、おねーさんがモネーサン、お兄さんがニータンに<br /><br />なるけれど【つみれちゃん、あんよツカレター】とか【パッパはねー<br /><br />いいニヨイねー】とか、【ニータン、まあキレイ！】とかすごいの」<br /><br /><br />ちなみに【つみれちゃん】とは海音ちゃんが自分のことを言う時に<br /><br />まだ発音が難しいからみたいだ。通じればいいんだよね。<br /><br /><br />海音ちゃん今日はたくさん歩いて足が疲れた、パパ（隆君）はいい匂い、<br /><br />おにいさん（知神君）は、まあ綺麗！なのでしょう。僕はそう思う。<br /><br /><br />「お家に戻った時にシャワーして服も着替えておやつも食べて、満足して<br /><br />また家から出ちゃったらしくて。スーパの近くに1人でいたのはなぜとか<br /><br />聞きたかったけれど聞けなかったです」<br /><br /><br />「パパに会いたくて来たんだろう。姫、海音ちゃんのことは誰に聞いたの？」<br /><br />隆君てば、【パパ】が気に入ったみたいなのがおかしい。<br /><br /><br />「お母さんが話してくれて。最初は何で言うこと聞かないのかしらって<br /><br />怒っていたんです。お散歩にもちゃんと連れて行っているんですよ、とか。<br /><br />黙って話を聞いていたんですが少しずつ興奮してきて。声も荒くなって。<br /><br />【おやつも好きなのにして着替えもしてニコニコしたのにまた外なの】って。<br /><br />手を上げそうになりかけたのをそれを横から出てきたお父さんが止めて<br /><br />海音ちゃんを抱き上げて、お母さんは走って家の中の方に行きました」<br /><br /><br />よそのお家に口出せないから、つきこさんも大人しくしていたと思うが<br /><br />想像すると怖い。海音ちゃんのお母さん、疲れているんだろう。保育園とか<br /><br />幼稚園にまだ通っていないか、抽選で外れたのか？<br /><br /><br />「姫、うみねちゃん、たぶん【逃げ出すの」しょっちゅうなんだろうね」<br /><br /><br />「ここの旅館に泊まった人には海音ちゃんは有名なのかも」<br /><br /><br />「ぼくは何も聞かなかったけれど、スーパー付近で海音ちゃんが1人なのも<br /><br />不自然だったな」<br /><br /><br />知神君が正しい。近所とは言え、小さな2歳の海音ちゃんがいなくなったのを<br /><br />探さなかった様な気がしないでもないのだ。不自然。<br /><br /><br />「あのさ、僕、受付のあたりで感じたけれど、旅館の家族仲良くないよ。<br /><br />なんか不穏な空気が漂っていた。でもこの部屋に来たら心地いいの。たぶん<br /><br />リーダーのおちゃらけが知神君の穏やかさで薄まって、秀行さんの真面目さが<br /><br />加わるから居心地がいいんだよ。つきこちゃんは気を使ってくれて優しいし<br /><br />でも雑用係にしちゃダメ。そして僕は明るさと若さを持って入って来たしー」<br /><br /><br />「ご飯はまだだから、明るさと若さの人の【朝から夕方まで】の話を<br /><br />聞くことにする。泣いちゃうようなことでも大丈夫。抱きしめてあげる」<br /><br /><br />末竹君は佐粧隆の【抱きしめてあげる】を聞いて、絶対だよと言った。<br /><br />末竹君、何があったんだろう。泣くような話をするの？<br /><br /><br />続く（うみねちゃんも進行中）<a name="more"></a>

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]]></content:encoded>
            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520250972</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520220385.html</link>
      <title>2002年8月に1泊の旅館・うみねちゃん</title>
      <pubDate>Mon, 16 Mar 2026 20:45:49 +0900</pubDate>
            <description>夏の怖い童話の続き登場人物の年齢：徳浜秀行48歳、徳浜つきこ31歳、佐粧隆48歳知神翼42歳、末竹七五三次37歳2002年8月に仲の良い5人で1泊出来る夜の静かな場所があったので全員休みだったから喜んで行った。23区から近い場所。温泉。佐粧隆、知神翼、僕（徳浜秀行）、つきこさん、末竹七五三次の5人が旅館（ビジネス旅館的な。夕食は前もって宿泊予約の時頼んでおく地味な場所）に滞在中のわずかな時間で感じたこと。2002年　夏の怖い童話・うみねちゃん（海音ちゃん）つきこさんが「パパ、..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
夏の怖い童話の続き

登場人物の年齢：徳浜秀行48歳、徳浜つきこ31歳、佐粧隆48歳

知神翼42歳、末竹七五三次37歳


2002年8月に仲の良い5人で1泊出来る夜の静かな場所があったので

全員休みだったから喜んで行った。23区から近い場所。温泉。

佐粧隆、知神翼、僕（徳浜秀行）、つきこさん、末竹七五三次の

5人が旅館（ビジネス旅館的な。夕食は前もって宿泊予約の時

頼んでおく地味な場所）に滞在中のわずかな時間で感じたこと。


2002年　夏の怖い童話・うみねちゃん（海音ちゃん）


つきこさんが「パパ、パッパーって聞こえませんか？」と言う。


「姫、ドアの向こうじゃない？秀行君そっと開けてみて」と、隆君。


うみねちゃんが両方の小さな手のひらで、ドアを叩いていた。


「パパ、タイマー」ただいまと言いたいみたいだ。

パパとは海音ちゃんの言い方で、隆君のことだ。


隆君がニッコリした顔で返事をする。みんな黙って見ている。

海音ちゃんはちょっとだけハアハアしている。疲れたのかな。


「どうしたの？パパに会いに来たの？」


「うー」


うん、と答えたみたい。海音ちゃん、ついさっきお家に帰ったばかりだ。

（旅館内から行ける家。接近して建っているのか旅館内部かはわからない）


今日はお客さんが「佐粧一家」以外にはいない。つきこさんと僕は正確には

佐粧一家ではないが、夏の休日に一泊旅行が出来るので、呼ばれて喜んだ。

部屋は2つだが、しばらくは広い方の部屋にいる予定。


海音ちゃんは、人がいるから来たのだろうか。家には人がいないのか？

今回も僕達は麦茶を少しあげること位しか出来ない。

普段どのような物を飲んだり食べたりしているかわからないので

何か食べさせたり飲ませたりするわけには行かない。

明日には帰る僕達が関わるのは無責任だからだ。


【お客さまである僕らの部屋に子どもが来るのはおかしい、迷惑】

とかではないのだ。海音ちゃんが「たぶん遊びに来てはいけない場所」に

来ている。それにこれは今日2回目なのだ。

「普段、海音1人ではまだ家から出さない様にしている」と、ついさっき

海音ちゃんの母親が言っているのは聞いた。

（2歳児が1人は危険だが、海音ちゃんはどうやら1人で出て来られる様子）


今回はつきこさんが家まで連れて行くことにした。

お家は受付の奥だから遠くはない。大人にはね。


「ねえ、海音ちゃんはこれからもこんな感じで育つのかな。やっぱり

すごくかなり危ないと思う。僕達みたいにいい人だけじゃない」


隆君が言った。もう少し大きくなるまでは目を離すとお客さんの部屋に

遊びに行っちゃうということか。色々な危険が考えられるけれど。


パパと呼ばれるととても嬉しそうだった隆君だが、年齢だけで考えると

海音ちゃんにとっては爺様寄り。僕も隆君と同じ年だから同じだけれど。


「ぼくも、つきちゃんと行った方が良かった気がします。海音ちゃん

疲れてしゃがんだりしていないかな。かなり歩いているから気になる」


僕が知神君を止めたんだ。「ブランデーケーキ食べてみて」とか言って。

知神君とつきこさんが仲良くしたら悲しいからからだ。止めて良かった。


いつまでたっても（今年はもうすぐ新婚10年目になろうとしている）

僕はつきこさんを心配する。心配と言う名の【警備】に近い。

つきこさんが今までおかしなことをしたことはない。色々僕の杞憂。

そう思う割には、僕の家のお客さん、休日一緒の人たちは男性が多い。

どこかが大間違いなのだろうか？とも思う。


けれど安心しても大丈夫な気がする。隆君も知神君も、つきこさん「を」

女性とは見ていないと思う。10年一緒に動いて来たけれど何も起こらない。

でも僕は「男の人」には注意している。つきこさんは僕のお雛様だ。


隆君は48歳の今も1年に1回はお見合いをしている。これはどうも親戚筋や

隆君も1度は顔を立てないといけない人かららしいから、真実はわからないが

恋とか愛とか掴み取りたいとか、そういう気持ちはあまりない様子。

僕とつきこさんが知らない話だって、たくさんあるからよくわからないが。

【気の合う人に会えたらな、友達はほしい】という願いはあるみたい。


知神君は通信の専門学校からあと半年ちょっとで国家試験なのに、【恋愛が

終わってしまったからお見合いしてみたい】とか言っている最中だ。

もしお見合いで知神君の「お相手」が知神君のことを知りたがるのなら、

僕は知神君のため【知神君のことを好きになってもらうため】気合を入れて

知神君の良いところを話しに行く。台本も作って練習してもいい。



「ただいまー。ドアが空いていたよ、危ないよ。うわ、テーブルの上

食べ物だらけだね。そうだ、夕食って僕の用意してもらえるの？」


末竹君が合流。白いシャツに青寄りの紺のネクタイ、白のチノパン。

ジャケットも白。木綿。洗濯後アイロンばっちりな感じ。


膨大な日記があるので続く<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
夏の怖い童話の続き<br /><br />登場人物の年齢：徳浜秀行48歳、徳浜つきこ31歳、佐粧隆48歳<br /><br />知神翼42歳、末竹七五三次37歳<br /><br /><br />2002年8月に仲の良い5人で1泊出来る夜の静かな場所があったので<br /><br />全員休みだったから喜んで行った。23区から近い場所。温泉。<br /><br />佐粧隆、知神翼、僕（徳浜秀行）、つきこさん、末竹七五三次の<br /><br />5人が旅館（ビジネス旅館的な。夕食は前もって宿泊予約の時<br /><br />頼んでおく地味な場所）に滞在中のわずかな時間で感じたこと。<br /><br /><br />2002年　夏の怖い童話・うみねちゃん（海音ちゃん）<br /><br /><br />つきこさんが「パパ、パッパーって聞こえませんか？」と言う。<br /><br /><br />「姫、ドアの向こうじゃない？秀行君そっと開けてみて」と、隆君。<br /><br /><br />うみねちゃんが両方の小さな手のひらで、ドアを叩いていた。<br /><br /><br />「パパ、タイマー」ただいまと言いたいみたいだ。<br /><br />パパとは海音ちゃんの言い方で、隆君のことだ。<br /><br /><br />隆君がニッコリした顔で返事をする。みんな黙って見ている。<br /><br />海音ちゃんはちょっとだけハアハアしている。疲れたのかな。<br /><br /><br />「どうしたの？パパに会いに来たの？」<br /><br /><br />「うー」<br /><br /><br />うん、と答えたみたい。海音ちゃん、ついさっきお家に帰ったばかりだ。<br /><br />（旅館内から行ける家。接近して建っているのか旅館内部かはわからない）<br /><br /><br />今日はお客さんが「佐粧一家」以外にはいない。つきこさんと僕は正確には<br /><br />佐粧一家ではないが、夏の休日に一泊旅行が出来るので、呼ばれて喜んだ。<br /><br />部屋は2つだが、しばらくは広い方の部屋にいる予定。<br /><br /><br />海音ちゃんは、人がいるから来たのだろうか。家には人がいないのか？<br /><br />今回も僕達は麦茶を少しあげること位しか出来ない。<br /><br />普段どのような物を飲んだり食べたりしているかわからないので<br /><br />何か食べさせたり飲ませたりするわけには行かない。<br /><br />明日には帰る僕達が関わるのは無責任だからだ。<br /><br /><br />【お客さまである僕らの部屋に子どもが来るのはおかしい、迷惑】<br /><br />とかではないのだ。海音ちゃんが「たぶん遊びに来てはいけない場所」に<br /><br />来ている。それにこれは今日2回目なのだ。<br /><br />「普段、海音1人ではまだ家から出さない様にしている」と、ついさっき<br /><br />海音ちゃんの母親が言っているのは聞いた。<br /><br />（2歳児が1人は危険だが、海音ちゃんはどうやら1人で出て来られる様子）<br /><br /><br />今回はつきこさんが家まで連れて行くことにした。<br /><br />お家は受付の奥だから遠くはない。大人にはね。<br /><br /><br />「ねえ、海音ちゃんはこれからもこんな感じで育つのかな。やっぱり<br /><br />すごくかなり危ないと思う。僕達みたいにいい人だけじゃない」<br /><br /><br />隆君が言った。もう少し大きくなるまでは目を離すとお客さんの部屋に<br /><br />遊びに行っちゃうということか。色々な危険が考えられるけれど。<br /><br /><br />パパと呼ばれるととても嬉しそうだった隆君だが、年齢だけで考えると<br /><br />海音ちゃんにとっては爺様寄り。僕も隆君と同じ年だから同じだけれど。<br /><br /><br />「ぼくも、つきちゃんと行った方が良かった気がします。海音ちゃん<br /><br />疲れてしゃがんだりしていないかな。かなり歩いているから気になる」<br /><br /><br />僕が知神君を止めたんだ。「ブランデーケーキ食べてみて」とか言って。<br /><br />知神君とつきこさんが仲良くしたら悲しいからからだ。止めて良かった。<br /><br /><br />いつまでたっても（今年はもうすぐ新婚10年目になろうとしている）<br /><br />僕はつきこさんを心配する。心配と言う名の【警備】に近い。<br /><br />つきこさんが今までおかしなことをしたことはない。色々僕の杞憂。<br /><br />そう思う割には、僕の家のお客さん、休日一緒の人たちは男性が多い。<br /><br />どこかが大間違いなのだろうか？とも思う。<br /><br /><br />けれど安心しても大丈夫な気がする。隆君も知神君も、つきこさん「を」<br /><br />女性とは見ていないと思う。10年一緒に動いて来たけれど何も起こらない。<br /><br />でも僕は「男の人」には注意している。つきこさんは僕のお雛様だ。<br /><br /><br />隆君は48歳の今も1年に1回はお見合いをしている。これはどうも親戚筋や<br /><br />隆君も1度は顔を立てないといけない人かららしいから、真実はわからないが<br /><br />恋とか愛とか掴み取りたいとか、そういう気持ちはあまりない様子。<br /><br />僕とつきこさんが知らない話だって、たくさんあるからよくわからないが。<br /><br />【気の合う人に会えたらな、友達はほしい】という願いはあるみたい。<br /><br /><br />知神君は通信の専門学校からあと半年ちょっとで国家試験なのに、【恋愛が<br /><br />終わってしまったからお見合いしてみたい】とか言っている最中だ。<br /><br />もしお見合いで知神君の「お相手」が知神君のことを知りたがるのなら、<br /><br />僕は知神君のため【知神君のことを好きになってもらうため】気合を入れて<br /><br />知神君の良いところを話しに行く。台本も作って練習してもいい。<br /><br /><br /><br />「ただいまー。ドアが空いていたよ、危ないよ。うわ、テーブルの上<br /><br />食べ物だらけだね。そうだ、夕食って僕の用意してもらえるの？」<br /><br /><br />末竹君が合流。白いシャツに青寄りの紺のネクタイ、白のチノパン。<br /><br />ジャケットも白。木綿。洗濯後アイロンばっちりな感じ。<br /><br /><br />膨大な日記があるので続く<a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520220385</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520139124.html</link>
      <title>1972年の秋の前の2人・5</title>
      <pubDate>Fri, 06 Mar 2026 20:04:24 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月に1泊の旅館・うみねちゃん夏の怖い童話秀行さん作のお弁当美味しかったのかなと、つきこさんがつぶやく。つきこさんつきこさん、20年も前に食べたものだよ。忘れているよ。「高3の頃は秀行君は僕の家にいればいいのにと思った。秀行君が美味しいもの作って、僕は、僕はその時18歳だったから出来ることはそうないけれど、秀行君の勉強を見てあげようと思った」ご両親の話がどこにも出てこない。僕は攫われるところだったのか？隆君は18歳で、そこらへんの18歳よりは強かったはずだけれど、僕..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月に1泊の旅館・うみねちゃん

夏の怖い童話


秀行さん作のお弁当美味しかったのかなと、つきこさんがつぶやく。


つきこさんつきこさん、20年も前に食べたものだよ。忘れているよ。


「高3の頃は秀行君は僕の家にいればいいのにと思った。秀行君が

美味しいもの作って、僕は、僕はその時18歳だったから出来ることは

そうないけれど、秀行君の勉強を見てあげようと思った」


ご両親の話がどこにも出てこない。僕は攫われるところだったのか？

隆君は18歳で、そこらへんの18歳よりは強かったはずだけれど、僕も

18歳だから激しさもあったし、1つの家に18歳は1人の方がいいよ。


【一緒にいたい】それ、幼稚園位の頃に気の合う子に言う様なことだよ。


ちなみに隆君と僕は似たような成績だったので、お互いが

先生役になってもわからないことへの突破口にはならなかった。

僕の方が多少落ち着きがあったので、一緒に勉強しているときには

隆君の些細な間違いはよく見つけた。でも難問になると隆君の方が強かった。


そう言えば、最近まで【今現在】と【少し先の未来（1週間から1ヶ月）】の

単位というか、スケジュールで動いていた。

つきこさんのいない昔はあまり思い出もないし。勝手にそう思っていた。


久しぶりに高校の頃を思い出すと、結構、隆君と一緒にいたんだなとビックリ。


「佐粧さんと秀行さん、旅行の帰りにまたどこかに行っちゃいそう。

2人で電車に乗って、遠くの町にに行きそう」


「帰りに喫茶店と居酒屋で、午後8時位まで長話はしたけれどね」


背丈で見ているのか、学生に間違われていたのか、僕達はどこにでも入れた。


「短いですよね。もう1泊したくなっちゃうねー」


「うん。そう思った。でも僕は言わなかった。秀行君に対する気持ちは

女性に対して思う気持ちとは全く違って【秀行君は何で僕の家の子どもじゃ

ないんだろう、僕の家に男の子があと3人位いてもいいじゃないか】って感じ。

祖父が7人兄妹なのに、何で僕の父は僕を2人兄妹にしたんだろうと思っていた。

不思議だったんだ。あの時は赤ちゃんはどこから来るのかまだわからなくて」


知神君が何も言えなくなっている。隆君が懐かしさに浸っているからだ。


「隆君はたぶんその頃勉強も音楽もピアノも？踊りもしていて忙しくて

そこら辺の知識がすっぽりと抜けちゃってたんだよ」


「秀行君だって最後の謎がわからなくて【バケツに子供の素をいれてしばらく

育てた後は、何らかの方法でお腹に入れるのでは？】って言ったんだよ。僕は

なるほどって思ったけれど、バケツじゃなくて可愛い小物入れだと信じていた」


18歳の隆君の「赤ちゃんはどこから来るのか」の知識が夢の世界だったんだ。


まるで童話の様な、浮世離れした話を聞くのも面白かった。

【香水ではない香りがある筈。自然の香草や白い花のいい香りの中に、

白い小さな花やお菓子が浮かんでいる様な場所で起きる様なことだ】

と話してくれた。字だけだと雰囲気も何もなくて厳しい。

上手く言えないけれど、その中に小さな天使達がいるそうだ。


「こう言う話って大人同士じゃしないでしょ？たまに話したいけれど。

こんなこと普通の会話にはないから、僕は25歳位まで自説を信じていた。

【お父さんが役所に行って赤ちゃんの種をもらってきて、植木鉢で育てる。

果物が生えてきたら、お母さんが食べる。お腹に赤ちゃんが生える】ってね」


「ぼくの時は、男子はいつの間にか自慢げな友人同士の会話や

雑誌や書店の成人コーナーで知りたくなくとも知ることになっていました。

佐粧さんが何かに毒されなかったのは信じられない位の幸運です。

可愛い小さな佐粧さんが頭に浮かぶ」



「18歳が可愛いかは別として、事実僕はそう考えていた。だから秀行君の

バケツ説もアリかなとは思ったんだよ。でも24歳で最初のお見合いをした

あたりからなんとなく不安になった。父とかパパになる前に難題。

現実を知れば、それは見て勉強出来ない類」


お見合いと言うより、親の目がしっかりと届く「交際」みたいなもので

実は、相手のお嬢さんは外国人と付き合っていて隆君を隠れ蓑に遊んでいた

らしい。そんな話もまたすぐにでも。


今の隆君はもうそんな「夢の中で雲に乗っている様な」ところは、ない。


つきこさんが「パパ、パッパーって聞こえませんか？」と言う。


「姫、ドアの向こうじゃない？秀行君そっと開けてみて」と、隆君。


うみねちゃんが両方の小さな手のひらで、ドアを叩いていた。


つづく
<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月に1泊の旅館・うみねちゃん<br /><br />夏の怖い童話<br /><br /><br />秀行さん作のお弁当美味しかったのかなと、つきこさんがつぶやく。<br /><br /><br />つきこさんつきこさん、20年も前に食べたものだよ。忘れているよ。<br /><br /><br />「高3の頃は秀行君は僕の家にいればいいのにと思った。秀行君が<br /><br />美味しいもの作って、僕は、僕はその時18歳だったから出来ることは<br /><br />そうないけれど、秀行君の勉強を見てあげようと思った」<br /><br /><br />ご両親の話がどこにも出てこない。僕は攫われるところだったのか？<br /><br />隆君は18歳で、そこらへんの18歳よりは強かったはずだけれど、僕も<br /><br />18歳だから激しさもあったし、1つの家に18歳は1人の方がいいよ。<br /><br /><br />【一緒にいたい】それ、幼稚園位の頃に気の合う子に言う様なことだよ。<br /><br /><br />ちなみに隆君と僕は似たような成績だったので、お互いが<br /><br />先生役になってもわからないことへの突破口にはならなかった。<br /><br />僕の方が多少落ち着きがあったので、一緒に勉強しているときには<br /><br />隆君の些細な間違いはよく見つけた。でも難問になると隆君の方が強かった。<br /><br /><br />そう言えば、最近まで【今現在】と【少し先の未来（1週間から1ヶ月）】の<br /><br />単位というか、スケジュールで動いていた。<br /><br />つきこさんのいない昔はあまり思い出もないし。勝手にそう思っていた。<br /><br /><br />久しぶりに高校の頃を思い出すと、結構、隆君と一緒にいたんだなとビックリ。<br /><br /><br />「佐粧さんと秀行さん、旅行の帰りにまたどこかに行っちゃいそう。<br /><br />2人で電車に乗って、遠くの町にに行きそう」<br /><br /><br />「帰りに喫茶店と居酒屋で、午後8時位まで長話はしたけれどね」<br /><br /><br />背丈で見ているのか、学生に間違われていたのか、僕達はどこにでも入れた。<br /><br /><br />「短いですよね。もう1泊したくなっちゃうねー」<br /><br /><br />「うん。そう思った。でも僕は言わなかった。秀行君に対する気持ちは<br /><br />女性に対して思う気持ちとは全く違って【秀行君は何で僕の家の子どもじゃ<br /><br />ないんだろう、僕の家に男の子があと3人位いてもいいじゃないか】って感じ。<br /><br />祖父が7人兄妹なのに、何で僕の父は僕を2人兄妹にしたんだろうと思っていた。<br /><br />不思議だったんだ。あの時は赤ちゃんはどこから来るのかまだわからなくて」<br /><br /><br />知神君が何も言えなくなっている。隆君が懐かしさに浸っているからだ。<br /><br /><br />「隆君はたぶんその頃勉強も音楽もピアノも？踊りもしていて忙しくて<br /><br />そこら辺の知識がすっぽりと抜けちゃってたんだよ」<br /><br /><br />「秀行君だって最後の謎がわからなくて【バケツに子供の素をいれてしばらく<br /><br />育てた後は、何らかの方法でお腹に入れるのでは？】って言ったんだよ。僕は<br /><br />なるほどって思ったけれど、バケツじゃなくて可愛い小物入れだと信じていた」<br /><br /><br />18歳の隆君の「赤ちゃんはどこから来るのか」の知識が夢の世界だったんだ。<br /><br /><br />まるで童話の様な、浮世離れした話を聞くのも面白かった。<br /><br />【香水ではない香りがある筈。自然の香草や白い花のいい香りの中に、<br /><br />白い小さな花やお菓子が浮かんでいる様な場所で起きる様なことだ】<br /><br />と話してくれた。字だけだと雰囲気も何もなくて厳しい。<br /><br />上手く言えないけれど、その中に小さな天使達がいるそうだ。<br /><br /><br />「こう言う話って大人同士じゃしないでしょ？たまに話したいけれど。<br /><br />こんなこと普通の会話にはないから、僕は25歳位まで自説を信じていた。<br /><br />【お父さんが役所に行って赤ちゃんの種をもらってきて、植木鉢で育てる。<br /><br />果物が生えてきたら、お母さんが食べる。お腹に赤ちゃんが生える】ってね」<br /><br /><br />「ぼくの時は、男子はいつの間にか自慢げな友人同士の会話や<br /><br />雑誌や書店の成人コーナーで知りたくなくとも知ることになっていました。<br /><br />佐粧さんが何かに毒されなかったのは信じられない位の幸運です。<br /><br />可愛い小さな佐粧さんが頭に浮かぶ」<br /><br /><br /><br />「18歳が可愛いかは別として、事実僕はそう考えていた。だから秀行君の<br /><br />バケツ説もアリかなとは思ったんだよ。でも24歳で最初のお見合いをした<br /><br />あたりからなんとなく不安になった。父とかパパになる前に難題。<br /><br />現実を知れば、それは見て勉強出来ない類」<br /><br /><br />お見合いと言うより、親の目がしっかりと届く「交際」みたいなもので<br /><br />実は、相手のお嬢さんは外国人と付き合っていて隆君を隠れ蓑に遊んでいた<br /><br />らしい。そんな話もまたすぐにでも。<br /><br /><br />今の隆君はもうそんな「夢の中で雲に乗っている様な」ところは、ない。<br /><br /><br />つきこさんが「パパ、パッパーって聞こえませんか？」と言う。<br /><br /><br />「姫、ドアの向こうじゃない？秀行君そっと開けてみて」と、隆君。<br /><br /><br />うみねちゃんが両方の小さな手のひらで、ドアを叩いていた。<br /><br /><br />つづく<br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520139124</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520073782.html</link>
      <title>1972年の秋の前の2人・4</title>
      <pubDate>Fri, 27 Feb 2026 23:02:54 +0900</pubDate>
            <description>忘れてしまいそうだけれど、怖い話に繋がるんだ。このお話は、2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話の中の話佐粧隆、知神翼、徳浜つきこ、徳浜秀行が旅館の同じ部屋に。末竹君は後から来る予定。今はまだ夕方で夕食前。知神君がため息みたいなのをついた後に言った。「優しい思いやりのある高校生の2人組。可愛いですね。僕は高校の頃、少し気持ちが荒んでいたので。親友はいなかったな」知神君は高校生の頃は無口だったようだけれど、軽音部やバイトに頑張っていたんじゃないかと思う。知神君のバイト先のお寿司..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
忘れてしまいそうだけれど、怖い話に繋がるんだ。


このお話は、2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話の中の話

佐粧隆、知神翼、徳浜つきこ、徳浜秀行が旅館の同じ部屋に。

末竹君は後から来る予定。今はまだ夕方で夕食前。


知神君がため息みたいなのをついた後に言った。


「優しい思いやりのある高校生の2人組。可愛いですね。

僕は高校の頃、少し気持ちが荒んでいたので。親友はいなかったな」


知神君は高校生の頃は無口だったようだけれど、軽音部やバイトに

頑張っていたんじゃないかと思う。知神君のバイト先のお寿司屋さんと

学習塾は、代替わりしてまだ4丁目にある。


考えてみたら高3の時は、僕も、気が合うのは隆君だけだった。


今、隆君はカットスイカを食べている。

知神君が小さく切ったスイカをプラカップに入れてくれたのだ。

コガネムシが蜜を吸っているみたいだ。なんとなく。


「秀行君のお弁当は幕の内の駅弁みたいに立派だったよ。足りない時の

ためにお握りもあった。容器は紙で、帰りに弁当箱持ち帰らなくていいやつ。

卵焼きが出汁巻きで、煮物とか鶏肉の焼いたのとか、薄味の魚フライに

野菜とか。別の入れ物に果物もあったんだよ。果物、川のお水につけて

もっと冷やしてから食べた」


よく覚えているなあ。

果物はリンゴだったっけ？持って行った僕が覚えていない。

僕は火を通した物を多くしたという記憶はある（僕が食べるだけなら

適当でも良かったんだ。ご飯に焼き魚のせるとかさ）

隆君が食べてお腹壊したらと思うと神経質になっていたかな。

僕は高校生の時、フライ（揚げ物）を作ることができた。


今みたいに自販機に飲み物がたくさんなかったので、水筒にほうじ茶の

熱いのを入れていった。良い水筒はまだなかったけれど。さすがに

プラスチックのじゃなくて、ステンレスの保温水筒。重かった。


あの日、冷たい綺麗なお水を、自分が飲むよりも先に僕にくれた隆君を

いい人だと思ったし、僕が作った【お弁当】も腐ったりしていなくて

良かった、と安心した記憶があるよ。


「秀行さんはそんな豪華な弁当を、早起きして作ったんですね？」


知神君はこういう話が好きなのだ。


「豪華かどうかは。隆君は好き嫌いなかったけれど、不味いものは

やっぱり嫌だろうからキライな味がないといいなあと思った、と思う」


自分でも何を言っているのかよくわからなくなった。


「豪華だった。秀行君の親切な気持ちが嬉しかった。まだ子どものこころが

残っていた僕だったから、素直になっていた。ありがとうとごちそうさましか

言えなかったけれど。今なら【うわあああ、ありがとおおお】とか言えるけど」


【うわあああ、ありがとおおお】って、反対に嘘っぽい。


2002年はまだ続く<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
忘れてしまいそうだけれど、怖い話に繋がるんだ。<br /><br /><br />このお話は、2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話の中の話<br /><br />佐粧隆、知神翼、徳浜つきこ、徳浜秀行が旅館の同じ部屋に。<br /><br />末竹君は後から来る予定。今はまだ夕方で夕食前。<br /><br /><br />知神君がため息みたいなのをついた後に言った。<br /><br /><br />「優しい思いやりのある高校生の2人組。可愛いですね。<br /><br />僕は高校の頃、少し気持ちが荒んでいたので。親友はいなかったな」<br /><br /><br />知神君は高校生の頃は無口だったようだけれど、軽音部やバイトに<br /><br />頑張っていたんじゃないかと思う。知神君のバイト先のお寿司屋さんと<br /><br />学習塾は、代替わりしてまだ4丁目にある。<br /><br /><br />考えてみたら高3の時は、僕も、気が合うのは隆君だけだった。<br /><br /><br />今、隆君はカットスイカを食べている。<br /><br />知神君が小さく切ったスイカをプラカップに入れてくれたのだ。<br /><br />コガネムシが蜜を吸っているみたいだ。なんとなく。<br /><br /><br />「秀行君のお弁当は幕の内の駅弁みたいに立派だったよ。足りない時の<br /><br />ためにお握りもあった。容器は紙で、帰りに弁当箱持ち帰らなくていいやつ。<br /><br />卵焼きが出汁巻きで、煮物とか鶏肉の焼いたのとか、薄味の魚フライに<br /><br />野菜とか。別の入れ物に果物もあったんだよ。果物、川のお水につけて<br /><br />もっと冷やしてから食べた」<br /><br /><br />よく覚えているなあ。<br /><br />果物はリンゴだったっけ？持って行った僕が覚えていない。<br /><br />僕は火を通した物を多くしたという記憶はある（僕が食べるだけなら<br /><br />適当でも良かったんだ。ご飯に焼き魚のせるとかさ）<br /><br />隆君が食べてお腹壊したらと思うと神経質になっていたかな。<br /><br />僕は高校生の時、フライ（揚げ物）を作ることができた。<br /><br /><br />今みたいに自販機に飲み物がたくさんなかったので、水筒にほうじ茶の<br /><br />熱いのを入れていった。良い水筒はまだなかったけれど。さすがに<br /><br />プラスチックのじゃなくて、ステンレスの保温水筒。重かった。<br /><br /><br />あの日、冷たい綺麗なお水を、自分が飲むよりも先に僕にくれた隆君を<br /><br />いい人だと思ったし、僕が作った【お弁当】も腐ったりしていなくて<br /><br />良かった、と安心した記憶があるよ。<br /><br /><br />「秀行さんはそんな豪華な弁当を、早起きして作ったんですね？」<br /><br /><br />知神君はこういう話が好きなのだ。<br /><br /><br />「豪華かどうかは。隆君は好き嫌いなかったけれど、不味いものは<br /><br />やっぱり嫌だろうからキライな味がないといいなあと思った、と思う」<br /><br /><br />自分でも何を言っているのかよくわからなくなった。<br /><br /><br />「豪華だった。秀行君の親切な気持ちが嬉しかった。まだ子どものこころが<br /><br />残っていた僕だったから、素直になっていた。ありがとうとごちそうさましか<br /><br />言えなかったけれど。今なら【うわあああ、ありがとおおお】とか言えるけど」<br /><br /><br />【うわあああ、ありがとおおお】って、反対に嘘っぽい。<br /><br /><br />2002年はまだ続く<a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520073782</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/520016743.html</link>
      <title>1972年の秋の前の2人・3</title>
      <pubDate>Fri, 20 Feb 2026 16:54:19 +0900</pubDate>
            <description>絶賛増量中こちら1972年の隆と秀行について。楽しい友達が出来てしまった18歳が2人。しなやかに伸びた身長もその年代だと高い方に仕上がった2人だったが（1972年冬までに、175㎝と177㎝になった）少しだけ幼かった。3年で同じクラスになって仲良くなったけれど、2人は2年生の時に生徒会で既に知りあってはいた。3年生になるまでは、顔と名前を知っている、位の感覚。「お弁当はお握りにする？普通のお弁当ぽいのがいいかなー？」秀行は自分が作った弁当を美味しいと食べてくれる隆には、旅行用..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
絶賛増量中

こちら1972年の隆と秀行について。


楽しい友達が出来てしまった18歳が2人。しなやかに伸びた身長も

その年代だと高い方に仕上がった2人だったが

（1972年冬までに、175㎝と177㎝になった）少しだけ幼かった。

3年で同じクラスになって仲良くなったけれど、2人は2年生の時に

生徒会で既に知りあってはいた。

3年生になるまでは、顔と名前を知っている、位の感覚。


「お弁当はお握りにする？普通のお弁当ぽいのがいいかなー？」


秀行は自分が作った弁当を美味しいと食べてくれる隆には、旅行用の

お弁当を考えていた。細かい材料は楽しいからおこづかいで出す予定だ。


クラスの席が近い2人は、お弁当を交換することがあった。

もちろん母親作の物を交換に使ったりはしない。

【秀行が作った弁当を】隆が食べるのだ。


2人は気にしていなかったが、あんまり周りの評判はよくなかった。

【秀行君が自作のお弁当を持って来る】ことに関してはクラスの

女子は好意的に見ていた。すごいわ、器用なのね、秀行君みたいな

お料理が出来る人が旦那さんだったらステキと思うわとか。


だが、隆とお弁当取り換えっこするのは受け入れられなかった様だ。

特に女子の不思議な噂話は秀行には意味がわからなかった。

「秀行君は、お母さんなのか、お姉さんなのか、奥さんなのか」

どういう2人なのかという噂が一時期広まった。

でも、基本的に忙しい高3だから一瞬風が吹いただけ。


隆は【秀行の好みのパン数種類と飲み物】を購買で購入。交換する。


この時だけは隆は購買部の下級生（ほぼ軽音部）にお願いして、秀行の

好きな焼きそばパンや甘みのあるホイップクリームのパン等確保した。


（秀行は人気の焼きそばパンは自分ではうまく買えなかった。まだ幼くて

何かとろかったから廊下走って購買に行っても買えない様なパンは無理。

秀行は廊下を走れるタイプじゃなかったのだ。）


隆は飲み物もちゃんと確保してもらっていた。

佐粧隆は後輩思いで、実は優しくて、部活での面倒見が良かった。

（チョコレート牛乳、チョコレートミルクと言われるものが当時購買で

売られていた。珍しいし美味。牛乳に濃いチョコをとかしたような味で

コーヒー牛乳よりも早く売れていた様子）


「お弁当ねー、秀行君が作りやすい方でいいよ。楽しみー」


「え？そんなに立派なものは作れないよ。暑いから気を付けて作るね」


「おかずとか、火を使うと熱いもんね」


「あ、うん。火傷に気を付けるね」


夏だし暑いし食中毒とか困るから【気を付けて作る】と言ったつもり。

隆君は火傷のほうの心配をしてくれた。それはそれで嬉しかった。


------------------------------------------------------------------------

2002年8月　1泊2日の旅館（温泉があるのみの地味な場所）


みんなでおやつ食べている。イチゴとか、イチゴにアイスクリームを

のせて食べるとか。知神君は缶の練乳も買って来た。


隆君は自分の荷物から缶切りを出した。今どき、旅行に缶切りは珍しい。

さっきの知神君の買い物はしっかりと打ち合わせ済みだったんだな。


「それでお弁当は？秀行さんは何を作ってくれたんですか？」


知神君、昔話のお弁当の中味を知りたいのかな。


「知神君、そんなに心配？僕と秀行君が心配？」


隆君は若返っている。いなかったはずの【クラスメイトの知神君】を

作り上げ、羨ましがらせようとでも思っているかの様に。

たぶん頭の1か所は18歳になっているね。

隆君は30年【気持ちだけだけれど】若返ってしまった。

記憶がよみがえっているみたいだ。僕も思い出せるよ。


「わたしは旅行の話は秀行さんに聞いているのであらすじだけは

わかりますが、秀行さんの作った弁当の中味までは知らないです」


つきこさんには、めいいっぱい何でも話して来た。

つきこさんが【ずるいとか羨ましいとか悲しいとか】そんな風に

思ってしまう様な話はなかったはずだけれど、隆君と僕の話だけは違う。


つきこさんてば、隆君と僕（秀行）は運命の人だと言う。誰が誰の？


僕も少々あの日のお昼時の話を。


「昼ご飯の時に【山のお水をくむところで隆君がリュックについていた

キャンプ用の立派なカップで僕にお水をくれた】あと、塩焼きの鮎の串を

買ってくれたんだ。川の側のお店で作って焼いているの。初めて見たんだ」


忘れているようで、思い出せる。生まれて初めて食べた串に刺さったお魚。

つづく<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
絶賛増量中<br /><br />こちら1972年の隆と秀行について。<br /><br /><br />楽しい友達が出来てしまった18歳が2人。しなやかに伸びた身長も<br /><br />その年代だと高い方に仕上がった2人だったが<br /><br />（1972年冬までに、175㎝と177㎝になった）少しだけ幼かった。<br /><br />3年で同じクラスになって仲良くなったけれど、2人は2年生の時に<br /><br />生徒会で既に知りあってはいた。<br /><br />3年生になるまでは、顔と名前を知っている、位の感覚。<br /><br /><br />「お弁当はお握りにする？普通のお弁当ぽいのがいいかなー？」<br /><br /><br />秀行は自分が作った弁当を美味しいと食べてくれる隆には、旅行用の<br /><br />お弁当を考えていた。細かい材料は楽しいからおこづかいで出す予定だ。<br /><br /><br />クラスの席が近い2人は、お弁当を交換することがあった。<br /><br />もちろん母親作の物を交換に使ったりはしない。<br /><br />【秀行が作った弁当を】隆が食べるのだ。<br /><br /><br />2人は気にしていなかったが、あんまり周りの評判はよくなかった。<br /><br />【秀行君が自作のお弁当を持って来る】ことに関してはクラスの<br /><br />女子は好意的に見ていた。すごいわ、器用なのね、秀行君みたいな<br /><br />お料理が出来る人が旦那さんだったらステキと思うわとか。<br /><br /><br />だが、隆とお弁当取り換えっこするのは受け入れられなかった様だ。<br /><br />特に女子の不思議な噂話は秀行には意味がわからなかった。<br /><br />「秀行君は、お母さんなのか、お姉さんなのか、奥さんなのか」<br /><br />どういう2人なのかという噂が一時期広まった。<br /><br />でも、基本的に忙しい高3だから一瞬風が吹いただけ。<br /><br /><br />隆は【秀行の好みのパン数種類と飲み物】を購買で購入。交換する。<br /><br /><br />この時だけは隆は購買部の下級生（ほぼ軽音部）にお願いして、秀行の<br /><br />好きな焼きそばパンや甘みのあるホイップクリームのパン等確保した。<br /><br /><br />（秀行は人気の焼きそばパンは自分ではうまく買えなかった。まだ幼くて<br /><br />何かとろかったから廊下走って購買に行っても買えない様なパンは無理。<br /><br />秀行は廊下を走れるタイプじゃなかったのだ。）<br /><br /><br />隆は飲み物もちゃんと確保してもらっていた。<br /><br />佐粧隆は後輩思いで、実は優しくて、部活での面倒見が良かった。<br /><br />（チョコレート牛乳、チョコレートミルクと言われるものが当時購買で<br /><br />売られていた。珍しいし美味。牛乳に濃いチョコをとかしたような味で<br /><br />コーヒー牛乳よりも早く売れていた様子）<br /><br /><br />「お弁当ねー、秀行君が作りやすい方でいいよ。楽しみー」<br /><br /><br />「え？そんなに立派なものは作れないよ。暑いから気を付けて作るね」<br /><br /><br />「おかずとか、火を使うと熱いもんね」<br /><br /><br />「あ、うん。火傷に気を付けるね」<br /><br /><br />夏だし暑いし食中毒とか困るから【気を付けて作る】と言ったつもり。<br /><br />隆君は火傷のほうの心配をしてくれた。それはそれで嬉しかった。<br /><br /><br />------------------------------------------------------------------------<br /><br />2002年8月　1泊2日の旅館（温泉があるのみの地味な場所）<br /><br /><br />みんなでおやつ食べている。イチゴとか、イチゴにアイスクリームを<br /><br />のせて食べるとか。知神君は缶の練乳も買って来た。<br /><br /><br />隆君は自分の荷物から缶切りを出した。今どき、旅行に缶切りは珍しい。<br /><br />さっきの知神君の買い物はしっかりと打ち合わせ済みだったんだな。<br /><br /><br />「それでお弁当は？秀行さんは何を作ってくれたんですか？」<br /><br /><br />知神君、昔話のお弁当の中味を知りたいのかな。<br /><br /><br />「知神君、そんなに心配？僕と秀行君が心配？」<br /><br /><br />隆君は若返っている。いなかったはずの【クラスメイトの知神君】を<br /><br />作り上げ、羨ましがらせようとでも思っているかの様に。<br /><br />たぶん頭の1か所は18歳になっているね。<br /><br />隆君は30年【気持ちだけだけれど】若返ってしまった。<br /><br />記憶がよみがえっているみたいだ。僕も思い出せるよ。<br /><br /><br />「わたしは旅行の話は秀行さんに聞いているのであらすじだけは<br /><br />わかりますが、秀行さんの作った弁当の中味までは知らないです」<br /><br /><br />つきこさんには、めいいっぱい何でも話して来た。<br /><br />つきこさんが【ずるいとか羨ましいとか悲しいとか】そんな風に<br /><br />思ってしまう様な話はなかったはずだけれど、隆君と僕の話だけは違う。<br /><br /><br />つきこさんてば、隆君と僕（秀行）は運命の人だと言う。誰が誰の？<br /><br /><br />僕も少々あの日のお昼時の話を。<br /><br /><br />「昼ご飯の時に【山のお水をくむところで隆君がリュックについていた<br /><br />キャンプ用の立派なカップで僕にお水をくれた】あと、塩焼きの鮎の串を<br /><br />買ってくれたんだ。川の側のお店で作って焼いているの。初めて見たんだ」<br /><br /><br />忘れているようで、思い出せる。生まれて初めて食べた串に刺さったお魚。<br /><br />つづく<a name="more"></a>

]]><![CDATA[
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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/520016743</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/519981967.html</link>
      <title>1972年の秋の前の2人・2</title>
      <pubDate>Sun, 15 Feb 2026 20:51:25 +0900</pubDate>
            <description>以下は2002年の8月の旅館で隆が話しをしている。2002年の秀行は【高校時代の自分】が、つきこさんに嫌われないか気になっている。昔の話は、つきこさんにしてあるけれど、今回隆君経由の話だから、と。知神翼は【モテモテの秀行さんの話を聞きたい】と思いながら軽食を作っている。まだ夕方だからだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1972年、隆と秀行は高3。夏休みに2人で旅行へ行くことに。インターネットで情報がすぐにつかめる時代ではなかったし、往..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
以下は2002年の8月の旅館で隆が話しをしている。


2002年の秀行は【高校時代の自分】が、つきこさんに嫌われないか

気になっている。昔の話は、つきこさんにしてあるけれど、今回

隆君経由の話だから、と。

知神翼は【モテモテの秀行さんの話を聞きたい】と思いながら

軽食を作っている。まだ夕方だからだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1972年、隆と秀行は高3。夏休みに2人で旅行へ行くことに。


インターネットで情報がすぐにつかめる時代ではなかったし、往復の電車賃に

宿泊費、食事代等を前もって数字で書いて出せる佐粧隆に、秀行は

【佐粧君について行くのはなんか楽しいなあ、楽かもしれない】と思った。


この頃は会社員だと1年に1回1泊で派手めな忘年会とかあった頃かもしれない。

小学生のいる家庭は夏休みに少し遠出したかもしれない（父親が運転）

夏か正月に父か母の実家に行くというのは多かった。大体父の方。

でも、家族で旅行はそれほど多くはなかったかもしれない時代だ。


そんな中で、高校生が2人で旅行って考えてみたらすごいね。

でも今に比べたら、本当に贅沢のない旅行だと思う。


「秀行君のお家も1日目に旅館から連絡して、2日目に帰る前にも連絡

するスケジュールでいい？おうちの人、心配させない方がいいし」


「うん。僕はお店にかけてって言われたから。家には誰もいないし」

秀行の両親は昼間はお店（和菓子店）にいるので秀行は店の番号にかけるのだろう。


同じクラスで隆の席が秀行の斜め前だから昼休みに「旅のしおり」作りに

夢中になった。たぶん、見る人が見れば隆も秀行も少しだけはしゃいでいる

感じだったのがわかったかもしれない。


隆は自分の文章の横や隣に、秀行がイラストをつけるのを見るのが

楽しかった。秀行は美術部で、隆よりは絵は上手。


夏休み。早く夏休みになったらいいな。

2人共、この年代にしては清潔感のある男子だった。

秀行の家は「和菓子屋さん」なので、清潔感は大切かもしれない。秀行は

ニキビが１つもないという恵まれた男子だったため、容姿は良く見えた。


さて。

隆の家では隆が風呂を沸かして1番に入っていた。風呂掃除は入る前。

自ら行った風呂掃除後に入るのが1番綺麗な風呂だと思っていたので

掃除も苦ではなかった。

実は隆の家には1972年なのに、シャワーがあった。珍しい。


隆の家の風呂の床のタイルには綺麗な色石がたくさんあったのだが、

隆が楽しむためにほじり取ったのもたくさんある。

つまり、建築当時あった色石は、かなりなくなっているのだ。

だが、ちゃんと【すり替えてある】と言う話。


どこかの川でお稽古の帰宅前、隆は丁度いい石を拾って持ち帰った。

【一見綺麗なその石を、風呂でほじった穴にはめておいた】


きちんとして見えたので、しばらくは両親にバレなかったらしい。

隆はこの頃は外から見ると暇に見えた可能性もあるが、お稽古で忙しく、

風呂の色石をほじって変えることが【気持ちの安らぐひと時】だった様だ。


そういうことは、一言も秀行君には言っていない。


つづく
<a></a>

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      <content:encoded><![CDATA[
以下は2002年の8月の旅館で隆が話しをしている。<br /><br /><br />2002年の秀行は【高校時代の自分】が、つきこさんに嫌われないか<br /><br />気になっている。昔の話は、つきこさんにしてあるけれど、今回<br /><br />隆君経由の話だから、と。<br /><br />知神翼は【モテモテの秀行さんの話を聞きたい】と思いながら<br /><br />軽食を作っている。まだ夕方だからだ。<br /><br />ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br /><br />1972年、隆と秀行は高3。夏休みに2人で旅行へ行くことに。<br /><br /><br />インターネットで情報がすぐにつかめる時代ではなかったし、往復の電車賃に<br /><br />宿泊費、食事代等を前もって数字で書いて出せる佐粧隆に、秀行は<br /><br />【佐粧君について行くのはなんか楽しいなあ、楽かもしれない】と思った。<br /><br /><br />この頃は会社員だと1年に1回1泊で派手めな忘年会とかあった頃かもしれない。<br /><br />小学生のいる家庭は夏休みに少し遠出したかもしれない（父親が運転）<br /><br />夏か正月に父か母の実家に行くというのは多かった。大体父の方。<br /><br />でも、家族で旅行はそれほど多くはなかったかもしれない時代だ。<br /><br /><br />そんな中で、高校生が2人で旅行って考えてみたらすごいね。<br /><br />でも今に比べたら、本当に贅沢のない旅行だと思う。<br /><br /><br />「秀行君のお家も1日目に旅館から連絡して、2日目に帰る前にも連絡<br /><br />するスケジュールでいい？おうちの人、心配させない方がいいし」<br /><br /><br />「うん。僕はお店にかけてって言われたから。家には誰もいないし」<br /><br />秀行の両親は昼間はお店（和菓子店）にいるので秀行は店の番号にかけるのだろう。<br /><br /><br />同じクラスで隆の席が秀行の斜め前だから昼休みに「旅のしおり」作りに<br /><br />夢中になった。たぶん、見る人が見れば隆も秀行も少しだけはしゃいでいる<br /><br />感じだったのがわかったかもしれない。<br /><br /><br />隆は自分の文章の横や隣に、秀行がイラストをつけるのを見るのが<br /><br />楽しかった。秀行は美術部で、隆よりは絵は上手。<br /><br /><br />夏休み。早く夏休みになったらいいな。<br /><br />2人共、この年代にしては清潔感のある男子だった。<br /><br />秀行の家は「和菓子屋さん」なので、清潔感は大切かもしれない。秀行は<br /><br />ニキビが１つもないという恵まれた男子だったため、容姿は良く見えた。<br /><br /><br />さて。<br /><br />隆の家では隆が風呂を沸かして1番に入っていた。風呂掃除は入る前。<br /><br />自ら行った風呂掃除後に入るのが1番綺麗な風呂だと思っていたので<br /><br />掃除も苦ではなかった。<br /><br />実は隆の家には1972年なのに、シャワーがあった。珍しい。<br /><br /><br />隆の家の風呂の床のタイルには綺麗な色石がたくさんあったのだが、<br /><br />隆が楽しむためにほじり取ったのもたくさんある。<br /><br />つまり、建築当時あった色石は、かなりなくなっているのだ。<br /><br />だが、ちゃんと【すり替えてある】と言う話。<br /><br /><br />どこかの川でお稽古の帰宅前、隆は丁度いい石を拾って持ち帰った。<br /><br />【一見綺麗なその石を、風呂でほじった穴にはめておいた】<br /><br /><br />きちんとして見えたので、しばらくは両親にバレなかったらしい。<br /><br />隆はこの頃は外から見ると暇に見えた可能性もあるが、お稽古で忙しく、<br /><br />風呂の色石をほじって変えることが【気持ちの安らぐひと時】だった様だ。<br /><br /><br />そういうことは、一言も秀行君には言っていない。<br /><br /><br />つづく<br /><a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,higashitokyo/519981967</guid>
                </item>
        <item>
      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/519915027.html</link>
      <title>1972年の秋の前の2人（隆君と秀行君）</title>
      <pubDate>Fri, 06 Feb 2026 22:22:19 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話の中の話佐粧隆が昔の話を始めたので長いからこちらに置く。1972年の秋の前の2人はまるで可愛い小学生佐粧隆　18歳　のちのロスカスターニエ社長、Adalheidisリーダー徳浜秀行　18歳　のちの和菓子店4代目、音楽ネームHardy他の人物の1972年：（知神翼は12歳・炒飯、ホットケーキ、ゼリー、白玉等自分で作って食べていた少年。身長は165㎝位になっていた。食べ盛りと言うよりはお料理が好きだったみたい。末竹七五三次は7歳。山奥の町で「..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話の中の話

佐粧隆が昔の話を始めたので長いからこちらに置く。


1972年の秋の前の2人はまるで可愛い小学生

佐粧隆　18歳　のちのロスカスターニエ社長、Adalheidisリーダー

徳浜秀行　18歳　のちの和菓子店4代目、音楽ネームHardy



他の人物の1972年：

（知神翼は12歳・炒飯、ホットケーキ、ゼリー、白玉等

自分で作って食べていた少年。身長は165㎝位になっていた。

食べ盛りと言うよりはお料理が好きだったみたい。


末竹七五三次は7歳。山奥の町で「おねえさん」の言うことをよく聞いて、

お勉強とお手伝いの日々。

「おねえさん」の作るドロップドーナツが大好き。

この頃から弟2人のことは、【いらない】【捨てたい】と思っている。


中西つきこ（現在は徳浜つきこ）は1歳（冬生まれのため）

この頃の記憶はない。「女の子」と自覚するのは6歳。幼稚園では

【お母さんがスカートを選んだ】位に思っていた。頭が重く、転びがち）


＊佐粧隆の思い出だがそのままだと若干、訳が分からなくなるので

これでもわかりやすくまとめてみた（と、思っている）。



佐粧隆は成績がずば抜けているというわけでもなかった。

が、しかし、とある区内では誰もが認めるそれなりに進学実績のある

都立の高校で学年250人中、上位5％には入っていた。

優秀な人の頂点にある国立大学に進学する人は、年に1人から3人。

そんな高校。その人達はたぶん放課後も家でも頑張っていた人だ。

先生はそんなに熱心ではなかった記憶があるのであまりにも優秀な人は

この高校では孤独だったかもしれない。



隆の両親は隆に勉強をしろと言ったことはない。


要は2人共、真ん中より少し上の方の公立の高校にいた。

そして体力があった。18歳で2人共170㎝以上の身長で痩せ気味。

秀行も隆も、ご飯をよく食べて、かけっこがはやかった。



さて、佐粧隆は旅行に行きたくなった。【秀行君と旅行したい】と思った。


【高校最後の夏休みに同じクラスの徳浜秀行君と旅行に行きたい】と

親に言ったら、喜んでおこづかいをくれた。

さほど遠くもない場所へ行くのに、旅費としては2人分位もらえた。


隆は部活の部長をしていたが、「同級生・同学年」との関りが少なく見えた。

部活には指導の先生がいないことも多く、先輩に意見を言うのに疲弊しつつ

何とかやって来た。


同学年の部員は隆の実力とセンスを認めたがゆえに近寄らなかった。

隆の1番好きなことでは（それが部活にあるならば）友達が作れなかった。

それでも隆のいた3年間で、皆は満足だった。隆は優しい部長だった。


「徳浜君」は真面目で大人しくて忍耐力と優しさに満ちていて

隆に欠けているところが全部埋まっている様な子だと、【佐粧家】では

思っていた。なぜだろう？隆と一見正反対に見える子が、なんとなく

可愛く見えたのではないか。本当は2人、似ていることが多いのにまだ

高校生だと表に出てこなかったんだと思う。


旅行の許可は早く出た。親は2人が仲良しだから良いと思った。

佐粧の家に遊びに来た時の秀行の様子も好ましいものであったらしい。


秀行の成績は隆と似たり寄ったりだった。科目によっては少し上。

【隆が不得意な美術が得意な秀行】と言うのもポイントは高かった。

（以前佐粧家で秀行は【隆の木彫りの作品を手伝ったことがある】）



続く

<a></a>

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2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話の中の話<br /><br />佐粧隆が昔の話を始めたので長いからこちらに置く。<br /><br /><br />1972年の秋の前の2人はまるで可愛い小学生<br /><br />佐粧隆　18歳　のちのロスカスターニエ社長、Adalheidisリーダー<br /><br />徳浜秀行　18歳　のちの和菓子店4代目、音楽ネームHardy<br /><br /><br /><br />他の人物の1972年：<br /><br />（知神翼は12歳・炒飯、ホットケーキ、ゼリー、白玉等<br /><br />自分で作って食べていた少年。身長は165㎝位になっていた。<br /><br />食べ盛りと言うよりはお料理が好きだったみたい。<br /><br /><br />末竹七五三次は7歳。山奥の町で「おねえさん」の言うことをよく聞いて、<br /><br />お勉強とお手伝いの日々。<br /><br />「おねえさん」の作るドロップドーナツが大好き。<br /><br />この頃から弟2人のことは、【いらない】【捨てたい】と思っている。<br /><br /><br />中西つきこ（現在は徳浜つきこ）は1歳（冬生まれのため）<br /><br />この頃の記憶はない。「女の子」と自覚するのは6歳。幼稚園では<br /><br />【お母さんがスカートを選んだ】位に思っていた。頭が重く、転びがち）<br /><br /><br />＊佐粧隆の思い出だがそのままだと若干、訳が分からなくなるので<br /><br />これでもわかりやすくまとめてみた（と、思っている）。<br /><br /><br /><br />佐粧隆は成績がずば抜けているというわけでもなかった。<br /><br />が、しかし、とある区内では誰もが認めるそれなりに進学実績のある<br /><br />都立の高校で学年250人中、上位5％には入っていた。<br /><br />優秀な人の頂点にある国立大学に進学する人は、年に1人から3人。<br /><br />そんな高校。その人達はたぶん放課後も家でも頑張っていた人だ。<br /><br />先生はそんなに熱心ではなかった記憶があるのであまりにも優秀な人は<br /><br />この高校では孤独だったかもしれない。<br /><br /><br /><br />隆の両親は隆に勉強をしろと言ったことはない。<br /><br /><br />要は2人共、真ん中より少し上の方の公立の高校にいた。<br /><br />そして体力があった。18歳で2人共170㎝以上の身長で痩せ気味。<br /><br />秀行も隆も、ご飯をよく食べて、かけっこがはやかった。<br /><br /><br /><br />さて、佐粧隆は旅行に行きたくなった。【秀行君と旅行したい】と思った。<br /><br /><br />【高校最後の夏休みに同じクラスの徳浜秀行君と旅行に行きたい】と<br /><br />親に言ったら、喜んでおこづかいをくれた。<br /><br />さほど遠くもない場所へ行くのに、旅費としては2人分位もらえた。<br /><br /><br />隆は部活の部長をしていたが、「同級生・同学年」との関りが少なく見えた。<br /><br />部活には指導の先生がいないことも多く、先輩に意見を言うのに疲弊しつつ<br /><br />何とかやって来た。<br /><br /><br />同学年の部員は隆の実力とセンスを認めたがゆえに近寄らなかった。<br /><br />隆の1番好きなことでは（それが部活にあるならば）友達が作れなかった。<br /><br />それでも隆のいた3年間で、皆は満足だった。隆は優しい部長だった。<br /><br /><br />「徳浜君」は真面目で大人しくて忍耐力と優しさに満ちていて<br /><br />隆に欠けているところが全部埋まっている様な子だと、【佐粧家】では<br /><br />思っていた。なぜだろう？隆と一見正反対に見える子が、なんとなく<br /><br />可愛く見えたのではないか。本当は2人、似ていることが多いのにまだ<br /><br />高校生だと表に出てこなかったんだと思う。<br /><br /><br />旅行の許可は早く出た。親は2人が仲良しだから良いと思った。<br /><br />佐粧の家に遊びに来た時の秀行の様子も好ましいものであったらしい。<br /><br /><br />秀行の成績は隆と似たり寄ったりだった。科目によっては少し上。<br /><br />【隆が不得意な美術が得意な秀行】と言うのもポイントは高かった。<br /><br />（以前佐粧家で秀行は【隆の木彫りの作品を手伝ったことがある】）<br /><br /><br /><br />続く<br /><br /><a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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      <link>https://tukihidetaka.iiblog.jp/article/519870950.html</link>
      <title>夏の怖い童話について</title>
      <pubDate>Sun, 01 Feb 2026 20:56:30 +0900</pubDate>
            <description>2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話について。怖い童話にたどりつく前に【隆の思い出話】が出てきました。これは2002年8月に1泊2日した宿で、高校時代の話をしています。その話が終わらないと、怖い童話にたどりつけない。ワクワクして順番を待っている佐粧隆。ちなみに怖い童話（怖い話）には【海音（うみね）】ちゃんが出てきます。旅館の奥のお家に帰ったのにね。怖い気持ち、わたし達はこのことはあまり話さないで来ました。知神さんが語って覚えておこうと言い出して、記憶に戻しました。きおくにも..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話について。


怖い童話にたどりつく前に【隆の思い出話】が出てきました。

これは2002年8月に1泊2日した宿で、高校時代の話をしています。

その話が終わらないと、怖い童話にたどりつけない。


ワクワクして順番を待っている佐粧隆。


ちなみに怖い童話（怖い話）には【海音（うみね）】ちゃんが

出てきます。旅館の奥のお家に帰ったのにね。

怖い気持ち、わたし達はこのことはあまり話さないで来ました。


知神さんが語って覚えておこうと言い出して、記憶に戻しました。

きおくにもどす、忘れようとしてはいなかったけれど忘れちゃって

続きの人生を生きていたので、日記を読むのは少し怖かった。


次回佐粧さんの話。1972年へ。
<a></a>

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      <content:encoded><![CDATA[
2002年8月は1泊2日の夏の怖い童話について。<br /><br /><br />怖い童話にたどりつく前に【隆の思い出話】が出てきました。<br /><br />これは2002年8月に1泊2日した宿で、高校時代の話をしています。<br /><br />その話が終わらないと、怖い童話にたどりつけない。<br /><br /><br />ワクワクして順番を待っている佐粧隆。<br /><br /><br />ちなみに怖い童話（怖い話）には【海音（うみね）】ちゃんが<br /><br />出てきます。旅館の奥のお家に帰ったのにね。<br /><br />怖い気持ち、わたし達はこのことはあまり話さないで来ました。<br /><br /><br />知神さんが語って覚えておこうと言い出して、記憶に戻しました。<br /><br />きおくにもどす、忘れようとしてはいなかったけれど忘れちゃって<br /><br />続きの人生を生きていたので、日記を読むのは少し怖かった。<br /><br /><br />次回佐粧さんの話。1972年へ。<br /><a name="more"></a>

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            <category>小説</category>
      <author>Hardy＆Chikami</author>
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