番外:R6・過去に文句たれる隆君のそばにいるつきこさんと僕

*隆君に許可をもらって昨日の記憶を知神君に送りました。(秀行)


2024年4月20日(土)お昼頃


「ちーかーみー」


隆君がノートパソコンを持ってやってきた。

フルーツケーキも到着。ありがとう。お茶の用意します。


「執事さんみたいに上手」と出先で褒められたけれど

執事さんて紅茶入れるのかな?調べないと駄目だね。


あ、執事喫茶ってまだどこかにあるのかつきこさんに聞こう。

メイド喫茶は隆君が番組で行ったと思う。


「知神管理になると、僕を称えすぎだと思わない?」


「ああ、なんか隆君にご馳走してもらうのは申し訳ないって

やつだね。可愛いじゃない。20年以上前の話でしょう」


「僕が優しく繊細で頭良い人風に書いているけれど、これは

末竹が見たらまた少し違うはずなんだけどな」


「感じ方は、違っても2人共、いい子でもう30代の大人だったよ。

まだAdalheidisにいるんだから、隆君を好きなんだね」


隆君は素敵なお爺さんと言うよりは、まだ大きなお兄さん。

清潔感のある、綺麗な男性だ。別に渋さはないな。


よく言う「年を重ねた男性の渋さ、年輪」とか。全くない。

かといって、軽そうなおじさんではない。なんかね、若いんだ。


「全くもう何で時のたつのはこう速いんだろう。昔、マンガ家の

梅〇先生が、作中人物だけどカッコいいミュージシャンの正体を

描いていて面白くて昔は笑っていたんだよ」


「その先生は今もお元気だよね。確かMか、Kあたりに家がある」


「そうそう。個性的なお家。ええと、マンガはバックステージの秘密。

秘密の控室で頑張るんだよ。厚底ブーツに、綺麗に見える歯、かなり

良いウィッグとかメイクで、おじいさまが30代くらいに化けるの。

マンガだから不自然じゃなく。今ね、笑えないんだ。涙が出る」


それは、〇丸と言う架空のミュージシャンで、僕も読んだ。


「あの変身みたいに脱いだり着たり塗ったりするだけで変わるなら

いいですねー。わたしあの先生のファンです。ホラーも好きですよ」


「ひめひめ、僕も近いことはしているよ。腰痛になったら困るから

コルセット巻いてる。見た目がお洒落なのじゃないんだ。薄くて

上着にひびかないの。演奏の時、少し支えが出来るとラクなの」


「僕は腰痛ベルト。仕事柄。整形外科の先生はベルトに甘えすぎるな

って言っていたから、していないことも多いよ」


隆君が見たいと言うので持って来た。今はつけていない。


「あー、結構薄いねー。この年なんだもん、甘えたっていいよねー」


「安心感があるからまあいいんだけれど」


「それはいいよね。もう僕も体に5キロ程かけて(ギターね)

うんうん何ともない、いけるいける、前と同じって思っても

1時間立つ頃には【誰だかわからない人】に、ごめんなさいって

言いたくなる。だからゆらゆら歩きながら弾く。その方がきもち

ラク。どこかのホールで背もたれ的な、柱を用意してほしいなー」


基礎工事から変えろって無理な話。それにその話は大げさなんだ。

隆君は2時間立ちっぱなしで公演をする。

でもまあ隆君は、ギターは軽いのがいいみたい。


横で弾く僕だから、よくわかる(だが、和菓子職人です)


つきこさんが鶏肉のマカロニグラタンを持って来た。

ちゃんと3人前。スプーンと箸もつけて。


「姫、それ僕も食べるぅー」


「隆君、今まで僕達があげなかったことは、ないでしょ?」


「ないけど、久しぶりだったの」


その後、隆君は、5年ぶりの【ライブハウス】に僕達を誘ってきた。

もう怖いものは少なくなってきた。あとは思い出を沢山作りたい。


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秀行様

何か涙がジワリと出てきました。  知神


*知神君はつきこさんと僕の家のそばに住んでいる・2024年