プレゼントと小説・つきこさんと16歳年上の僕

1995年6月3日(土)朝ごはんの後出社の佐粧隆 「昨日はさみしくなかったんだ。いつもはくまちゃんいないとダメ」 お誕生日会なんだから何かプレゼントを、と、思ったのだが 何でも持っていて何でも買える人に何か贈るのはむずかしい。 僕等には何も選べないから、でも、つきこさんに頼んでおいたものがある。 【白いくまちゃんのお弁当箱】だ。水色の地にくまちゃん。 …

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ホラーに向かってまっしぐら(怖くない)・つきこさんと16歳年上の僕

1995年6月2日(金)お誕生日会やりたかったんだね。 話は(怖くないけれど)ホラー映画の方向へ進んでいく食後。 「久しぶりにスゴイご馳走だった。本当にありがとう」 フカヒレをたまにお持ち帰りで食べる人にそう言われても。 ひき肉のハンバーグと、チキンの揚げたの(チューリップ)と ほうれん草の味噌汁とトマトやキュウリのサラダで? つきこさんの実家…

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自分を会社に置き忘れる人・つきこさんと16歳年上の僕

1995年6月2日(金)の夜 つきこさんはチキンを手で持てるようにアルミ箔を巻いてから アルミ箔の上の方にうにょうにょと(可愛いんだよ)リボンの様な 紙の飾りをつけていった。ちらし寿司を大皿にとり真ん中に置く。 お取り皿も数種類、お箸やフォーク、スプーン(おかずを取る)も 紙ナプキンも用意してくれている。 そのあとは小さ目のハンバーグを深めで大…

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主役が気を使っていた誕生日・つきこさんと16歳年上の僕

1995年6月2日(金)隆君のお誕生日会。41歳。僕の家でお泊り会だって。 仕事が終わって帰宅後、ハンバーグを焼き終わると電話が来た。 (これから煮るんだよ。煮込み系) 「あー良かった。秀行さん?今、会社の駅の近くの公衆電話」 「どうしたの?今日遅い?」 「なんか家で父さんが出張して、もちろん国内だけど。ロシアケーキを 何箱か買ってきて秀行…

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