番外編・陽君の休日・16歳年上の僕とつきこさん

7月某日・つきこさんの兄の陽さんに 「この間もそうだけどさ、秀行君はもっと僕に色々 頼んできていいんだよ。姫も含めてだよ」 「じゃあ本当にいいの?彼さ、思いっきり3時間位 音を気にしないで演奏したいんだよ」 「かまわないよ。スクールの貸しスタジオにくれば 各種機材、常設機材にしてあるから。好きなのやれば?」 「それでね、僕とつきこさんも行ってもい…

続きを読む

休日の午後・つきこさんと16歳年上の僕

1993年・7月某日 銭湯に行って、2人で昼寝していたら午後2時半。 「時間が消えた。なんで?僕は1時間で起きてサンドイッチを 食べて、神田でもらってきたカタログを見ようと思ったのに」 「今、お湯を沸かすね。何にする?」 つきこさんもよく眠っていたよ。逃げないようにしていたから。 「たまには高級なウバ茶にしよう。サンドイッチのグレードアップ」 ゆ…

続きを読む

休日は銭湯?・16歳年上の僕とつきこさん

1993年・7月某日 「やっと明日はお休みが一緒だ。1週間長かったよ」 「楽しみだったな。明日はずーっと秀行さんのお顔を見て過ごす!」 やめて。恥ずかしいから。 「どこかに久しぶりに一緒に行く? つきこさん大型書店とか雑貨屋さんとか楽器屋さんとか行きたくない?」 「楽器屋さんは、秀行さんでしょう?確かに新しいギターの弦は、いる」 「そうで…

続きを読む

世界が違う友・つきこさんと16歳年上の僕

1993年・7月某日の朝 午前5時ちょっと。つきこさんが朝食を作っている。 そのそばで、僕は電話で話を聞いている。 「あのさ、秀行君、レッスン料とか無料っていうのも危険だよ。 例えばだけど、仮にその子が売れたとするでしょ。そのときには たぶん、相当搾取されるな。人が動くってお金かかるでしょう? 無料にした分は何倍にもなってその子が背負うから、給料制ならば …

続きを読む